第37話 久しぶりの療育教室!
よし!地元で初めての親子療育!
どんな先生方がおられるのかな。
どんな親子がいるのかな。。
お母さんたちと、前のように仲良しになれるのかな。。
息子は、新しい環境に馴染めるのかな。。。
スタートした頃、私たちの地元の療育教室は月に1度。。
少なすぎ。。(><)
でも、グチってなんかいられない。
その1回を必ず意味ある1回にしよう。
そんな意気込みで初登園。。
10人定員のこじんまりした雰囲気の中、プロック遊び、トランポリン、平均台。。
部屋には色んな物がおいてあった。
それぞれ受付を済ませてから、先生たちに誘導されて自由に遊ぶ。
積み木に行く息子。。
私は、隣で一緒に遊んでる子とお母さんに声を掛ける。
話をし始めたとき、息子はそのお母さんの子が必死に積み上げた積み木を躊躇なくぶっ壊した((( ;゚Д゚)))
ご、ごめんね!!!
話もそこそこのまま、息子を必死で追いかける。。
先生方も息子に声をかけたりと接触を試みるが、関心を全く示さず我が道を行く息子。。
あぁあぁあぁあぁ〰️( ;∀;)
とうとう寝転んで、仰向けになって広い部屋の外周をズリズリと足で蹴りながら進んで何周も回り始めた。。
何周も何周も。。
ふと周りを見ると、それぞれ親子で滑り台や積み木等、一緒に遊んだりしている姿が目に入る。
私は、一人仰向けになって部屋をひたすらグルグル回っている息子をただ立って見ているだけで途方に暮れていた。
一体この子とどう関われというんだろう。
どう声を掛けれるものなんだろう。
そもそも私はこの子の視界には入ってないのか…
私はこの子にとって誰なんだろう。。
誰とも遊ばない。
何にも興味を示さない。
とにかくひたすら動き回るのみ。。
忘れかけていた現実が突きつけられた初日だった。。
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