第34話 新しい出会い
市内の療育センターでの外来療育教室が終わり、私たちは地元の発達支援を求め動いた。
元々、教室が終わるまでに自分の住んでいる地域内にある相談窓口、支援を実施してくれている施設などの情報を教えてもらっていたので、まずそこに問い合わせた。
地元の発達支援の教室は、月に1回行われていた。
1ヶ月にたったの1回。。。
でもそこに行くしかなかった。
その支援を受けるため、親子面談をするといわれた。
月に1度と言えども、いよいよ地元の発達支援者と初めて対面する。
たぶん、引っ越さない限りは もしかしたらこの先ずーっとお世話になるかもしれない人たち。。
ドキドキした。
息子を見てどう感じられるだろう。
どんな人なんだろう。
そんな期待と不安と同時に…
週1回あった療育支援がこれからは月に1度になってしまう…という不安と恐怖で心の中はいっぱいだった。
そんな母の心配はよそに、天真爛漫な元気いっぱいの息子は、相変わらずの「世界感」の中でドタバタと奮闘しながら毎日を過ごしていた。
今度はどんな先生なんだろうね?
面談の日……私たち親子は、3人の女性の先生方と出会った。
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