第19話 療育教室のスタート
日々の生活はまたおいおいと記録していくとして……
4月から市内施設での療育教室が始まった。
産後の体調はゆっくり休めなかったことや、肺炎をこじらせてしまったことからやはりあまり良いものではなく。。
かと言って、そんな事を言っているヒマもなく。。
公共交通機関で行けば自宅からバスと電車を乗り継いで約1時間弱かかるので、主人が週一半日仕事を融通してくれて車で送迎してくれることになった。
朝9時半からお昼12時半くらいまでの半日の教室。
10分で食べれるほどの小さめのお弁当も持参していく。
オムツはまだとれていない。
三男を近くの実家に預け、長男は学校。
初めていく教室にドキドキが止まらない。
うちの子ほど大変な子っているのかな。。
どんな人たちと同じ教室なのかな。。
10組の親子に、作業療法士、言語療法士、教室専属の小児科医…保育士3名。
初日、教室へ行くとチラホラと同じ教室蚊と思われるお母さんと子どもたち。。
お互い様子を伺いながら挨拶をする。
教室は……
超ハイテンションの先生方から熱烈歓迎!
親子共々戸惑う。
が……息子はすぐに教室にあったトランポリン、積み木…その他諸々の遊び道具に一目散……
先生必死でガン無視して遊ぶ我が子に食らいついてくれる。。
いや……うちの子だけではなかった。
そこではみんな自分1人の世界を作りあげてそれぞれが遊んでいた。
友達同士関わることはしない。
親はみんなどう接していいやら…先生のテンションの高さに圧倒されつつ真似しながら一緒に遊ぶ。。
お弁当……。
冷たくなっているお弁当にあまり手をつけない。偏食の多い息子のお弁当は焼きそばとふりかけのおにぎり、枝豆、ウインナーのみ。
毎回同じ。変わるとさらに食べてくれなくなる
週一回。
先生、子ども、親……
この教室が今から半年続くと思うと期待と共に不安と戸惑いの初日だった。
そして、次の週からは 子どもと途中分離で 保護者研修、個人面談と私たち親としてたくさんの事を学び経験することになる。。
自分のこどもについての悩み事の具体的な事、どうなって欲しいか、きちんとはっきり目標を定める
人間の発達とは……
発達障害を持つ子ども達の成長の仕方は?
関わり方は?
たくさんたくさん学ばなくてはいけないことがあった。
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