ボバディ・メディスン

第1話プロローグ

プロローグ

　無限に広がる大宇宙、、太陽系第三惑星我らが『地球』。

西暦２２０１年『第三次世界大戦』前夜、国連加盟国の政権党以外の人々の手に主権が握られ奇跡的に戦争を回避した==『人類革命』==が起こる。

　国を代表する「商人」達が声を上げ、金をまき、夢を語り、また金をまき

人々の欲望の道筋の =<最大公約数>= を拾い上げ、短時間に、世論を巻き込む大波にしあげ、

　”愚かな戦いを退けた”

　人々は、人類の歴史を=遡り、問題の根源を”炙り出し、国連加盟国「１９３」の国々がそれぞれに=最大の妥協”をして、地球は、” ９ ”つの国々に統合された。

　ヨーロッパ、ロシアの [ユーロ国]

　アメリカ、カナダを中心とした [北米ア]

　ブラジルを中心とした[南米国]

　エジプト、南アフリカを中心とする[アフロ国]

　ラージ教世界が集合した[中東国]

　オーストラリア中心の[オセアニ国]

　中国を中心とした[中華国]

　そして、諸問題を抱えて、どことも統合しなかった

　旧日本の[ジャポネ]と旧インドの [インダス]

　この大きな歴史の流れを未来に紡ぐため、[地球]は =[ブール]=

と呼ばれる事となる。

　そして、、この奇跡を陰で=策謀し=演出し=遂げた [商人] 達の名を、

惑星[ブール]の人々は、畏敬と畏怖の念を綯交ぜとして

　”ブールを導く人々”その名も

　『ボバディ・メディスン』と呼んだ。

この物語は、宗教観、国々のエゴ、人の欲望を人類の未来へと繋ぐべく、粉骨砕身働いた人々の話である。