小説の反省会
subwaypkpk
第一回 『鉄の右腕、首のない犬』反省会
## 概要
書き終わっての感想をザクザク書いていたが、よく分からんくなりそうなのでまとめ的ページを作った。KPTで振り返る。(マークダウンが使えないのめっちゃ不便じゃないですか?)
## keep
### 書き方
書き方をかなり変えた。これはよかった。
1. アイデア
1. プロット
1. 章プロット
1. シーン整理
1. 雑文
1. 本文
1. 再構成
1. 文章校正
(3~6は各章繰り返し)
という感じ。プロットに時間をかけるようになって、手が止まることが減った。
### 内的外的社会的
内的、外的問題に加えて、この物語がどんな社会問題の中に位置するのかってのを考えるようになった。これはいいなと思うので今後も続けたい。
### ドラマの意識
シーン単位で単なる情報出しのシーンにならないように問いを立てられたのはよかった。(もちろんやってないシーンもあるけど)
単なる会話や戦闘シーン、それと意味のないお使いみたいなのは基本的に入れるべきではないってことに気がつけた。今後は大きな流れの中で情報を提供していきたい。
また、何がシーンの本質なのかについて考えられた。
### 価値観の対立
何がシーンの本質なのかについて、キャラクターに変化があるか? というのもあるんだけど、変化できなかったということもドラマとして有効なことはままある。つまり重要なのはto be or not to be的な問いが立てられて、変化を要求してしまうくらい重要な価値の対立とその選択がそこにあるってことなんじゃないか? と今は少し考えている。
## problem
### 遅筆
遅い!
### 大きな外的問題
物語全体を貫くような外的問題を設定できなかった(これは敵対者の不在ということでもある)。読者が読みたいと思えるだけの課題がない。犬の修理とか、読者からしたら露ほども興味ないと思う。
### 探偵タイプの物語として失敗
探偵タイプの物語(内的問題の担い手が主人公以外)だったわけだけど、羽田の問題が解決したかと言われると怪しい。彼の問題はオーナーの死と向き合うことで、それは一朝一夕でどうにかなるものではない。これは連作短編にしていつか解決するとかでもいいかもしれない。
とにかく、今回で解決できてない。物語として閉じてない!!!(大問題)
### オチ弱し
内的問題が閉じてないこともそうだけど、外的問題も弱かったなあと思う。適当にささーとやって解決しちゃった。どうするの? 的なものがなかった。
### 描写能力
文章が下手。オチとか、感情や身体の動くシーンが苦手。どう書くものなのか人の文章を読みたい。
### タイトル
タイトル思いつかなくて、変なのにしてしまった。
### 意味のないシーン
意味のないシーンが多い。これじゃ誰も読まん。
## try
### 外的問題、敵対者
物語を貫く外的問題をしっかり設定する。首を探せ! とか単純明快なやつ。および目的のはっきりした執念深い敵対者。
### 内外社
これは次もやりたい。
### 主人公の欠点
欠点というか、人としての無自覚な弱さとか、失敗をちゃんとさせたい。すぐ取り返せるようなものではない、これはやってしまったはい終わりみんな解散みたいなやつ。
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