引きこもる準備

 あれからいろいろ落ち込み考えた、体感的に1か月くらい落ち込んでたし、そのあといろいろ考えた






「答えはでたのか」




「うん、引きこもる」




「は?」


「自分の好きなことやって好きなものに囲まれた自分だけの場所を作ってそこで引きこもる」






私の出した答えはさっき言った通り、好きなことやって好きなものに囲まれた場所を作る、それだけだ






「それで考えたんだけど、地球で趣味だった縫いぐるみ作りでそれが本当に動いたらいいなあって思って。だからそんな感じのスキルちょうだい」






「なるほどのお、お前さんの考えは分かった。あと少し勘違いしとるようじゃがスキルを授けるとかゲームみたいなことはできん。その代わりここで好きなだけ知識を学ぶと良いじゃろ、現実に戻っても時間はほとんど進んでないから、お前さんのいう能力を得たようになろう。あと儂も少しだけ責任を感じとるから、技術取得のアドバイスもしよう」








「そういう感じなのね、まあ確かにゲームみたいにはいかないか、それじゃ神様よろしく」






そして精神世界上での月日が過ぎた
















「おーいそろそろ90年くらい経ってるぞ、もうお前さんのいう動く人形を作るのはいけるじゃろ」




「そだねーそろそろいけそうだね、まああとは精神技術を肉体技術にならせていくのが必要だけど」






あれからずっと魔法の修行と縫いぐるみ型ゴーレムの作成してた、精神世界上だから眠気もないしずっと修行してた。


精神世界上とはいえ流石に地上の人間以上の能力は得たと思う


まあ、この動く人形を作る能力だけだけど






「じゃ神様ありがと、もう会うことないね」




「そうじゃな、これで本当に最期じゃ例外は無い。まあ元気でな」




そういって視界が薄れていく……


















「っと本当にあれから一瞬しか経ってないね、体感的には90年は超えるが、まあ精神世界だから長い夢見てたようなもんか」






  じゃ早速お人形作るかと思ったけど材料ないね、道具も無い。


精神世界上ではポンと出せたから忘れてた






「ドサ」






 私の後ろに何かが落ちた音がした。振り返ってみると何かが落ちてる。近づいてそれを確認してみると






「おお、毛糸と編み道具じゃん、きっと神様だね。神様ありがとーなかなかサービスいいじゃん」






おそらくこれで本当に最期な気がする、もう神様は見てないようなそんな感じ


毛糸はお人形数体くらい作れそうだね






「じゃ早速記念すべき1匹目いきますか!」






そうはりきって私は縫いぐるみ形ゴーレムを作りだす

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