流石のドSサディスト様は女神がくれると言った異世界チートを蹴って女神をふん縛って異世界に来てしまいました。 黒銘菓短編集32弾

黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)

流石のドSは異世界チートを蹴飛ばす

「ようこそ佐渡伊豆矛様。私は女神。異世界…」「五月蝿い、何の用だ。」

目付きの悪い男が女を睨む。

「端的に言え」「…異世界で悪党を〆て下さいお願いします。」

睨まれた女は死んだ目でお願いした。

「言葉もまともに使えないのか女神ぃ⁉」「はぃ⁉」「お願いしますだぁ?」「どうぞ異世界でこの卑しい非力な女神の為に悪党を〆て下さいお願い致します。」

「……良いだろう。」

「では、なろう系お馴染みのチート」「要らないさっさと行かせろ!」

そう言いつつ男は女の背後にいつの間にか回り込んでいた。

女を縛り上げて。

「え?ちょっ…まっ」「早くしないともう一回縛るぞ、首を。」「転送!」

こういう訳で転生のドエスサディスト『サドイズム』は異世界転生or転移を果たした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る