純粋な十代はもう過ぎた

作品タイトル

 純粋な十代はもう過ぎた

キャッチ

 流されるばかりじゃ見失ってしまう。

作者

 霧谷進 様

ジャンル

 ラブコメ

セルフレイティング

 なし

紹介文

 高校のカウンセリングルームの常連となっている主人公の男子。

 校内では孤立し他者と関わる事ができず、それがゆえにカウンセリングルームへ入り浸る日々となっていたのです。

 進級し新たなクラスになるも、やはり率先して馴染む気も起きず、慣れ親しんだ部屋へと向かうのでした。

 ですが、その日新たな生徒と出会う事になるのです。

 カウンセラーから紹介された一人の少女。

 そして伝えられる言葉。

 似た者同士である事から相性も良いはずだと。

 その日から孤立した少年と少女二人の物語が始まるのでした。


 こちらの作品、読みます企画第三弾に参加され、その時は途中まで読んでフォローせずでしたが、第四弾でも参加され最初から読み直し、先へと読み進めると、意外にも良い作品だと認識を改めここに紹介する事となりました。

 三人称で描かれる本作は、文章がしっかりしているので、読む上でストレスになりません。

 情景描写も適度に織り交ぜられ、心情に関しては台詞で補えているので、各々の心のありようや背景も窺い易くなっています。

 ジャンルがラブコメとなっていますが、コメディの要素は殆どありません。

 どちらかと言えば丁寧に描かれた現代ドラマ、といった感じだと思います。

 時間を掛けてゆっくりと進む物語なので、性急な展開を望む方には向きませんが、のんびり腰を据えて読むには最適でしょう。


 よろしければ以下リンク先よりお試しくださいませ。


 ★11/フォロワー25人

 文字数:228,125文字(連載中)

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884426803


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