4つの都市

魔法使いの多くは4つの都市に住む

ここで勘違いをしてはいけないのが、四天王はこの都市を治めてはいない

四天王とはあくまでも政治のような魔法界の行く末を決める者達である

がしかしアルブバイビ・ルヴァヴアだけは『アダグラの川の橋の街』の第一王子である


『アロス』

そこは宙に浮かぶ塔がいくつもあり、屋根はドーム状になっている

各塔とはゲートで繋がっており、別に浮いてるからと言って交通が不便ではない

街を守る為に浮いているのだ

一番活気のある街で、国と言うより政治、貿易、学問などをする中心都市


『ブジュルウース』

そこは大森林、木々は雲を貫くほど大きく、地面にはその折れた枝に苔がびっしり

よく見るとそれは苔ではなく普通の木が生えているのだ

それ程の大木である、その4本程をくり抜いた中に街がある

樹液は茶色に発光していて明るく、木というのは魔法使いにとって当たり前のようで欠かせない素材でもある


『アダグラの川の橋の街』

そこは静かな小川に架かる小さな橋

その橋に足を踏み入れた途端、そこは荒れ狂う大河川の巨大な橋の上、街がそびえたつ


『ザリ』

そこは土や石の家々が広がっている荒野の都市だが豊かな国、巨大なマナオーブが洞窟にあり

それによって何不自由なく、クリーチャーの侵略も最近はめっきり無い



※(どうやら名詞の最初に「ア」と付くのは「一番の」というような意味があるようだ、恐らく四天王のほとんどは自信家なのだろう)

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