前のエピソード――猫用こたつ

　我が家のさくらを飼い始めて、猫ってこんなに凶暴だっけ？　と思った話は以前書いた気がするんですが、それ以上に驚いたのが二匹目のももを飼い始めた時で、猫によってこんなにも性格が違うとは思ってもみませんでした。

　調べてみたら、猫は毛色によってある程度性格が予測できるとありました。昔から感覚的に言われていたことを、東京農業大学の元教授である大石さんという方が実際に猫を調べて数値化したそうです。もとの記事にはその結果が詳しく載っていますが、かなり大雑把にまとめると以下のようになるそうです。

茶トラ … おとなしくて温厚な性格

茶トラ白 … 甘えん坊で少し臆病

キジトラ … 好奇心旺盛でわんぱく

キジトラ白 … 甘えん坊で人なつっこい

ミケ … 賢くて物静か

サビ … 自立心が強く神経質

黒 … 好奇心旺盛で甘えん坊

黒白 … おっとりした甘えん坊

白 … 頭が良くておとなしい

参照記事：

https://www.excite.co.jp/petfood/cat-coat-color-personality/

　我が家の場合、さくらは三毛猫ですが、体の半分はサビ柄なので両方の性格を兼ね備えている感じです。端的に言うと賢くて気が強いお姫様ですね。頭の良さは群を抜いていて、私の気を引くために、反応を伺いながらわざといたずらをする様子はまるで人間の子どものようです。かまってもらえるまで結構しつこく繰り返すのでちょっとウザい時もあります。

　ももは白の多い白黒ハチワレです。ここに書いてある性格は黒白も白もあまり当てはまらなくて、正直なところかなり鈍くさいアホちゃんです。ここにはないですが白猫は警戒心が強いそうで、それは間違いないですね。端的に言うと神経質で臆病な大食い猫です。

　うめはほぼぴったりです。黒猫は甘え上手なので初めての猫としてもお勧めします。甘えん坊過ぎて、先日は私の顔の上で寝てました。もちろん私は寝られませんが。家族が帰宅するとへそ天して撫でてもらえるまで待ってます。犬なのかも？

　毛色と性格にはある程度相関関係があるようですが、実際のところは一緒に生活してみないとわからないでしょうね。そういう意味では人間も同じかな。それぞれの性格の違いを楽しめる余裕があると良さそうですね。