読み応えのある三部作の一作目。滝先生の描く青、どれだけ透明で美しい絵なのだろうと想像しながら読みました。ピカソやゴーギャンのエピソードを交えながら戦後という時代が恐ろしくくっきり、でも優しい色で綴られています。この作品に出会えて良かった。他の方にも是非読んでほしい。続く二作目も大事に読ませていただきます。