空に走る SS

短編4159文字

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https://kakuyomu.jp/works/1177354054920992913

「青春を駆け抜けろ」


残暑厳しい季節、一人欠けた日常。熱したアスファルトを踏む新しい靴。

無気力な日々を過ごす葵は、ある日亡くした親友からの手紙を発見する。


以下のご企画に合わせて書き下ろした作品です。

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筆致は物語を超えるか【空に走る】

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054918458015

葵は親友の詞の死により走る気力を無くしていた。

そんな葵のもとへある日、死んだはずの詞から手紙が届く。

そこには二人で目指した舞台への想いと、葵へのエールが書かれていた。

葵は再び走ることに決めた。その姿を、天国の詞に届けるために。

葵が再び走り出した時、日照り雨が降っていた。


あらすじは企画用ページから引用

https://kakuyomu.jp/works/1177354054918454924

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 「空に走る」真面目なSSバージョンです。

 これには苦戦しました。何しろふづきはスポーツというスポーツが大の苦手。やることも観ることもしないのです。スポーツにかける青春、というのにさっぱり共感できないのです。

 その世界は私にとって、異世界よりもよほど想像力を必要とするものだったかもしれません。

 自分だけでは絶対に書かないであろう、ふづき本来の持ち味とは一風変わった小説となりました。

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