サスペンス②

 それは、ある寝苦しい夏の日のことだった。

 私は、寝ようと思い、電気を消した。

  カサカサカサ

 何か動いている。

 何だ!?

 何なんだ!?

 

 私は焦った。寒気がして布団をかぶる。

––––が、やはり音の正体が気になってしょうがない。

 暗い中、私は観察することにした。

 

 楕円形の体が、黒光りしている。

 虫だろうか、触角がある。


 私はもしや・・・と思い、電気をつけた。

「ぎゃ〜!!!でた〜!!!」

Gがいた。

 

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あなたのお気に入りはどれ?〜架空小説抜粋集〜(フリー素材) 房成 あやめ @fusanariayame

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