第86話睡眠障害
ゆうは、何とか無気力症候群から立ち直った。しかし、今度は睡眠障害に襲われた。
昼間の授業中ほとんど居眠りをして夜はずっと起きている。
「ゆう君さ、今までの疲れが出たんじゃない?」
「刺激的な生活してたからな。」
ゆうは、ベッドの上で渚にダルそうに答えた。
「来年の全国大会出れなかったら推薦の話がなくなるって言われた。」
ゆうは、充血した目で言った。
「そんな!」
「結果が全てだろ?」
「病院行こうよ!」
「うん‥。」
渚の知り合いの心療内科に行った。
睡眠導入剤をゆうは、もらって夜眠れるようになった。
部活にも復活した。
「ゆう君!ゆう君!」
「何だよ!うるせーな!」
「早弁は、ダメだよ。」
久しぶりに、ゆうがうざったそうな顔をしているのを見て渚は安心した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます