第2話

私だけじゃ、駄目なのかな。

つまらないのだろうか。


 私だけを見ていてくれたら、胸の痛みもない。

幸せを分けられる人になりたい。吐き気、蒼白になる程に、域を詰らせる。


 息詰まる息の根に、幸せをかんじるだろうか。

息詰まる息の根。


 死んだみたいなんて、助ける気もない癖に。


死んだみたいだと言うへそ曲がり。触れないんだ。と言う言葉。


 重なる言葉に、息詰まる息の根。触れないんだ。なんて言われたら、触られたい。


 気を失うほどに、息詰まる息の根。


幸せを分けられる人になれたならば、なんて夢。

息詰まる息の根。


幸せはなんだろう。

 助ける気も無い。助ける気も無い癖に。息詰まる、息の根。助けてじゃないんだ。


 彼を求めたい、息詰まる

息の根。


 死にたいなんて、声を上げない。死にたいじゃない。死んだみたいに生きている。


息詰まる、息の根。

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