応援コメント

第59話 爆発の外へ」への応援コメント

  • こんにちは。九頭龍一鬼です。
    木島別弥さんの「爆発の外へ」を拝読いたしました。

    実は、愚生は発表直後に読んでいたのですが、コメントが遅くなって申し訳ございません。

    今回、コメントさせていただいたのは、愚生の感性からいって、木島別弥さんの掌編のなかでも、「爆発の外へ」が、ずばぬけた傑作かとおもわれたからです。

    兵器としての宇宙という発想も奇抜ですが、論理上の帰結として、その被メタ宇宙のなかにも知的生命体が存在するわけで、『探検隊』が被メタ宇宙からメタ宇宙すなわちこの宇宙へと脱出し、本来の人類と接触する。

    このような壮大かつ思弁的なるSFは、稀有かとおもわれますし、あまりハードSFになりすぎずに、掌編にまとめられているので、どこか、ボルヘスの思弁小説を髣髴させる面白さがありました。

    正直、おなじ書き手として、このような素晴らしいアイデアを先取されて、悔しい思いと、木島別弥さんへの敬意を感じます。

    愚生たちに、斯様なる素晴らしい作品をお届けくださって、まことにありがとうございます。

    『超短編小説集第六期』のほうも、期待しております。

    木島別弥さんのご健筆を祈っています。

    では、今後ともよろしくおねがいします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    やはり、読者の感想がないと、おれ自身にはどれが面白く書けたのか自信がもてません。このようなコメントをいただき、感謝の思いでいっぱいです。

    自分では、「爆発の外へ」は、読みづらくわかりづらい難解な作品になっているのではないかと不安でした。今回、このようなコメントをいただき、自分の作品を咀嚼するのに大きく助かります。

    いいねだけでなく、コメントまでいただき、本当に創作の励みになります。

    今後ともよろしくお願いします。