職場シリーズ

樹(いつき)@作品使用時の作者名明記必須

給湯室編「俺じゃダメか?」

おはようございますー

(女性に挨拶する感じで元気良く)よっ、おっはようっ!今日も早いな!

(驚いた感じで)って、お、お前…(強い口調で)ちょっと給湯室来いっ!いいからっ!


(給湯室に着いて)なぁ、お前どうした、その顔。

頑張って化粧で隠してるみたいだけど、俺には分かるよ。

いっつも向かいの席から、お前の事ずっと見てきたから…


もしかして、彼氏に殴られたのか?

…そっか、それはツラかったな。

それにしてもひっでぇ彼氏だな。

そんな彼氏、とっとと別れちまえよ!

彼氏が怖いなら俺のアパートに来れば良いし。


…こんな時になんだけど、ずっとお前の事、気になってたんだ。

でもお前にはラブラブの彼氏がいて、見守っていられればそれで良いって思ってた…


でも、その彼氏がお前を傷つけるようなひどいヤツなら、俺はお前を全力で守るっ!

俺ならお前を悲しませるような事、絶対にしないっ!

だから…俺じゃダメか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る