10/10 木曜日
朝起きてアイビーに水をあげる。
昨日は葉っぱが3枚くらい落ちていた。もしかしたら、太陽の光が当たりやすいように自分で間引いているのかな?
もっと日当たりのいい場所ってどこだろう。
学校へ行って今日も学園祭の準備を手伝った。
出店もチラシも宣伝、そして制服も全部完璧に準備が終わった。明日の学園祭を後は楽しむだけだ。
3年間できっと一番楽しい学園祭になるだろうなぁ。とっても楽しみ。
そういえば学園祭の準備の時に、渡辺さんと佐藤君が何か話していたなぁ。
何を話していたんだろう。とっても気になる。
準備が終わったから皆早めに下校して、明日に備えて体を休めるという事になった。
私は予定していた美容室に行って髪を切ってもらって金髪にしてもらった。
皆、かわいいって言ってくれるかな?
帰りに1週間分の食材を買って家に帰ってきたら、またあの事故の事を思い出しちゃった。
大きなトラックが突っ込んで来て、横に投げ出されそうになって、すっごい気持ち悪くなっちゃって。
フロントガラスが割れて、運転席のお母さんはエアバッグに顔を埋めて何か声を出そうとしていて、でも腕が折れちゃってて。
あの時、本当なら私が携帯を取り出して救急車を呼ぶべきだったんだ。
私が呼べていたらお母さんはもしかしたら・・・・・・。
だめだだめだ。そんな事考えてもお母さんは戻ってこない。
もう、一人でいると嫌な事ばっかり思い出しちゃうなぁ!
明日は学園祭、目一杯楽しまなくちゃ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます