秘めたる想い ルート 6話 狂気の愛

「あはははは、バレちゃったか。直接、ストーカーでしょって言われるとは思わなかったよ」


 愛加は、笑っていた。


「あ、愛加?」


「うん、そうだよ。 ストーカーで何か悪い? 忘れ物取りに行くって言って雅也が使ったスプーンとストローを取りに来ただけだよ。 好きな人のだったら当たり前でしょ」


 私たちが呆気にとられてる間も、愛加は続く。


「2人は分かってないの。もう、私は。 私が雅也の一番になる。だから、手出ししないでね、幼なじみさん?」


 私が見た愛加の表情は、正気だとは思えないほど歪んでいた。



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