「ねぇ、愛加いつまで続ければいいの？」

　様子を伺っていると突然雅也がそんな事を言っているのが聞こえた。

「お願い、家までこのままで、ね？」

　それに、愛加がそう答えているのが聞こえた。

　（え、いろいろおかしくない！？　雅也は私たちと一緒にいたはずだし。それに、雅也と愛加は最近会ったばかりのはずなのに家！？　お呼ばれなの？）

　私は我慢できずに2人の前に今にも飛び出そうとしていた。

　それと、雅也が消えて佐倉さんになるのは同時だった。

　（えっ！？）

「あぁ～、もぅ。戻らなくてもいいでしょ」

「愛加は戻らないと私であるの関係なく襲ってくるでしょうが」

　（………………………え？）

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