第19話7月9日 2
店内へ
自分は烏龍茶
彼女は梅干しサワー
自分
「知っていてほしい事あるんだけど」
真面目な顔して言ったと思う
彼女
「なに、なに、怖いんだけど!」
なんかこの時、彼女なにを思ったか、
「私、簡単に体許すとかないから」
わけのわからない事言い出します
そういう事はきちんと付き合った人だけだよ、みたいな
自分想像もしていない返事が返ってきて、なに考えてんのこの人
って思った
そんな事考えてたら、この間行った横浜でお願いしてます!
でも身に覚えがあった
下の部屋予約しているから
って冗談で言ってたんだっけ・・・
直ぐにL病状とかを記したメモをINEにして流した
結構な長文
焼きホタテを食べながら携帯見る彼女
おいおい、どっちかにしなさい!って突っ込みたかった
涙ぐむ彼女
その時、焼きホタテがコンロの上で破裂し、汁が彼女の白い服へ
思わず、笑えた
やっぱり天然というか、持ってんな〜
何度も本当?って聞かれた
嘘言っていい事あるわけない
ただ自分は好き好んで痩せたわけじゃない事だけ知ってほしかっただけ
でも知ってほしかったのは、余命と言われ、なにもする気がなくなり自暴自棄になってた時に知り合って励ましてくれた彼女には感謝している
まぁいろいろメモにして書きました
後半は楽しい会話になり、お店へ
楽しい会話なんてなるわけないです
2人肩を落として店内へ
別々に入りましたけど・・・
出会いがあるという事はいつか別れが訪れる・・・
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