千円床屋
山谷拙文
第1話 千円床屋
長い列 子供が泣いて いやになり
待ち時間 近くで茶を飲み また千円
待ち時間 ゴルゴを読んで 仁王立ち
カットして オプションつけて 高くなり
千円か また千円かと 確認し
子供の列 母のうなじに 気もそぞろ
年輩者 所在なさげに はじ座り
カットする 世間話も 短めに
千円床屋 山谷拙文 @dragon4848
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。千円床屋の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます