赤眼の魔人

第1話〟世界の事情

2356年この世界では突如、異能を持った人が現れ始めた。初期の頃は国はあまり気にしていなかったが異能を持つ人が犯罪を犯すようになった。しかし国は異能の事をよく理解していなかったのだ、いや理解しようとしていなかったのだ。よく考えれば分かるはずだ、異能を持つ人間と持たない人間戦ってどちらが勝つと聞いたら間違いなく前者だ。その事を理解した格国の上層部達は、異能特殊部隊を設立した。この異能特殊部隊は全世界、共通の組織である。この組織を設立したおかげで一先ず世界に平和が訪れた。しかしこれから生まれてくる異能保持者に対してどうするかという課題が出てきた。各国は話し合いの場を用意し5年にもわたる話し合いの末、教育機関をつくり教育していく事となった。2356年から現在2893年まで生まれてくる全ての子供に異能が目覚めていることから急遽、異能保持者養成学院を設立した。

それから50年後の2943年から始まるの物語。