会えず、触れずの両思い?

ラーア・マリティ・スクートス

1ページ目 あのおとこの子は?

 私は、とある男の子に恋をしていました。


 名前も知らない男の子でした。


 男の子は、私のことを知らないはず。でも、私は男の子をしっています。


 男の子は今日も、学校で楽しく談笑していました。


 そこが一枚の紙の中だとは知らずに。

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