第10話 屈折

 屈折にヒトなり牽引しようとそれは放逸でしかないが、各々が憐憫にあればいいだけであって、何の意味も持たない。

 中三ともなれば、異性の目が気になり始める。そういう年頃なんだろう。中二ほどに凝縮されてはおらず。特に中三では記すことはない、ないがCDをゲーム機で聴いていたというのは記しておこうと思う。来日が取り糺された某有名バンドのCDだが、解散はしてなかった。

 その程度かそれから高校に進学する事となり…。

 行かなかった。通信制の高校であったが…ある程度の言い訳を言い、自宅学習へ。

 とにかくやる事がなく、進学率と同じ様にフラストレーションが出てき。かといい、バイトをする気は(給与目的以外で)なく。

 これは、稀だが父親が何も言わない。

 ――ある日

 大倹も危ういが、父親の職場に行く事になった。十六、七だったか…?学生バイトが隆盛する頃だ。父親は、SOHOであるわけなく何の側面もいらないだろう。どんな規範でも。現代は、これが明瞭であるから資本金はそんなに課題にあらず。一円からでも出来た気がするんだが。

 紙切れやら何やらを運搬したが、二日ほどで行かなくなり…小遣い程度の金銭を得てブリーチした。

 数日考え、近所の工場がある地帯を憧憬し散策がてら行ってみる。二十代にも言えるが、パチンコの筐体や…釘を打ったりするんだろう。それらを見、いかにも現像の怪しい会社を見つけたり。それほど怪しいと言えないが。

 学校は、学校で機を逃し…編入を後回し。これらも親族は触れない。…。

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