ガーネットびっくり日記

千樹梨央

第1話 小さいスコップでたたかれた

 子供の頃(小学校に入る前だったと思います)のある日、隣の家に住んでいた一つ年上の子と泥遊びをしていたんです。

 するとその最中に、何を思ったのかその子がいきなりスコップで私の頭をたたいたんですね。もちろん小さい片手で使う移植ごての方です。

 別に何か変なことを言った覚えもなくケンカをしてたわけでもなかったので、なぜそんなことになったのか理由はわかりません。

 今思い出すと「コツン」くらいだったのかもしれませんが。突然、無茶してくれますよね。

 まあ縫うほどのケガでもなかったのですが、今でも頭に小さい傷が残っています。たぶん泣いたし痛かったはずですが、痛み自体は思い出せません。

 この場合は手に持った道具を違った目的で使ってしまったわけですが、使い方間違ってますよねー。二度とされたくないですねー。

 その子は我が家のよりもたくさんのおもちゃのブロックを持っていて(家用の窓とか)そこは少しうらやましかったことを思い出しました。

 それからその子は何年か過ぎて引越していきました。


 そう言えば小学校の時、泥を丸めて作った玉を投げ合っていたら目に当てられてしまった事もありましたね。泥が目にたくさん入ってなかなか取れず、かなり痛かった記憶があります。


 あと手のひらに乗るくらいの銀色の金属球(直径五センチ位だったかな)を埋めて、すぐにその場を掘り返したしたのですが、そのまま消えてしまいました。暗くなるまで掘り続けたのですが結局見つかりませんでした。

 いったいどこに行ったのでしょう、まさかテレポート? 

 こんなことがあると疑り深い私も「もしかしてテレポートはあるかもしれない」とちょっとだけ信じたい気分にもなりますね。


【学んだこと】

 手に何か持っている人とは安全な距離を保ちます。余計なことを言わないように注意しまーす。

 目は、手か顔の向きを変えて危険から守ります。

 大事なものは、もう絶対に埋めません。

 実は泥遊びにはメリットがあるそうで、気になる方は検索してみてください。


 事実しか書けないと脚色できないので、内容を増やそうと考えているうちに「泥遊び」をきっかけに色々と思いだして書きました。

 お読み頂きありがとうございました。

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