第16話 いない!?
「そういえば、二人の関係ってなんなんだ?」
「わなちなちのかんせちは~」
「穂香、飲み込んでから喋ってくれ…」
「えっと、私が言いますね
穂香様は私のご主人様で私はメイドです」
「なるほど、だから穂香様って呼んでたのね」
「穂香様、午後の授業始まりますので教室戻りましょう」
「ん~、一人で戻れる~
それより華乃は………よろしくねっ」
「了解致しました。」
「あ、悠太くんの方にけしゴム落としちゃった」
「蒼さん、どうぞ」
「遠藤さん、ありがとう」
(悠太くんが取ってくれれば、手が重なって…ま、取ってくれたんだしいっか)
「悠太くん、教科書忘れちゃったから見せてくれない??」
「蒼さん、教科書2個あるのでどうぞ」
「!?!?!?」
(この子あの自己中女の差金ね…
もう!計画が台無しじゃない!)
「悠太せーんぱーい!一緒に帰りましょー!」
「確か川本さんならクラスの男子に呼ばれてたよ、遠藤さんはそれについていってたけど…」
「!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます