第19話 阿修羅観音

…銀閣寺西橋…









膠着状態が続いている


周りを見渡すと怪しい匂いが漂っているのがわかる。



「なんか、臭わないか?」


「うん、確かに臭うな。」



辺りを見舞わすと橋の近くの井戸から血の臭いがしているのがわかった。



「牛鬼以外にも鬼がいる。」


「えっ、まさか…」



と橋の下を除くと泡がブクブクとなっているのがわかった。




「先手はもらった!!」


と大きい斧を横に降りかぶってきた。



「あまい。」



飛んで避けた。




「次はわしの攻撃じゃな。 阿修羅観音 神威」


と言い放ち 守護神が鬼のボディーに一発打ち込む。



「なかなか、やるじゃねぇか?だが、後少しで俺の役も終わる。」

「どうゆうことじゃ?」


「俺は囮さ。あいつが鳳凰の刀を奪ってるだろうからな」


「鐵也、義光。お前たちで鳳凰の刀が封印されている寺に迎え。ここはわしとそこの娘で食い止める。頼んだぞ。」


「はい。」


続く

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