銀剣のステラナイツ　データ集“星華絶剣”

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✽ ✽ ✽ エネミー：桜華（おうか）のもののふ ✽ ✽ ✽

　武士（もののふ）。今の時代には現存していない、過去の、あるいは物語の中にのみ存在する英傑。

　ともすれば忘れ去られつつあるソレだが、しかしだからこそ憧れる者もいる。

　黒衣（こくえ）に得物（えもの）のみの、余分を削ぎ落とした姿――それは死神めいていた。事実、その認識は正しい。かのものと相対（あいたい）すれば、死は避けられないのだから。いざ尋常に、死合（しあ）え騎士たち。

◆Skill

《黒刃のかきむしり（デザイア・スクラッチ）》（『ステラナイツ』p70）

《黒き絢めきは刃の如く（ブラック・ソード）》（『ステラナイツ』p70）

《黒影はほら、あなたの後ろに（ブラック・アヴェンジャー）》（『ステラナイツ』p71）

《†桜は散る、されどその散りざまは（フラワーガーデン・チェリーブロッサム）†》（『マルジナリア』p284）

《散りては咲く妖しの桜（サクラ・リザレクション）》（『マルジナリア』p27）

《†折れぬ願い†》（『ステラナイツ』p237）

◆Spec

色：紫／花：さくら

耐久力：16＋［俳優の人数×10］

防御力：３

チャージ・ダイス数：３＋現在のラウンド数（ステラナイトが３人以上なら＋１）

✽ ✽ ✽ 舞台：桜花爛漫 ✽ ✽ ✽

　桜が咲き乱れる、幻想的で優美なる舞台。

　死を象徴する桜の花が散るとき、斃（たお）れ臥（ふ）すのは果たして誰か。

　この舞台では、専用の「桜花カウンター」を多用します。その名の通り、桜の花をモチーフにしたチットなどを用意して運用できると、ゲームの場が華やかなものとなるはずです。

◆セットルーチンⅠ《桜咲（サクラサ）ク》

描写：決闘場全体、そしてステラナイトたちの周囲に、桜の花が咲く。

効果：

　エネミーの耐久力を＋［ステラナイトの人数］する。すべてのステラナイトは、「桜花カウンター」を１個ずつ獲得する。

◎桜花カウンター

　このカウンター自体に、直接的な効果はない。このカウンターを持つステラナイトが、ブーケの効果「リロール」を１回使用するごとに、追加で１個のカウンターを得る（複数のカウンターを持っていても、１回で追加されるのは１個のみである）。

◆セットルーチンⅡ《桜散（サクラチ）ル》

描写：桜の散華、それは死の象徴。此（こ）の花が散るとき、あのひとの命も――。

効果：

　ステラナイトはそれぞれ、［本人が持つ桜花カウンターの数］ダイスを振り、［（その中で最も高い出目）＋（振ったダイスの数）］点のダメージを受ける。その後、すべてのステラナイトからすべての桜花カウンターを取り除き、エネミーの耐久力を＋［取り除いた数］点する。

※３ラウンド目以降は、セットルーチンⅠとⅡを交互に使用する。

◆アクションルーチンⅠ《明日ありと思う心の仇桜（あだざくら）》

描写：儚（はかな）きかな。美しさに油断し、ふと気づいたときには――すべてが失われている。

効果：

　このアクションが実行される時点で、エネミーから最も近いステラナイト１体（複数が該当するなら耐久力が多い方を優先し、それも等しい場合はランダムに決定）に【アタック判定：５ダイス】を行なう。これによって１点以上のダメージがステラナイトに与えられたなら、そのステラナイトはセットダイスをすべて失う。ただし、そのステラナイトは［失われる（予定の）セットダイスの数＋５］点のダメージを受ける代わりに、セットダイスを失わないことを選んでもよい。

◆アクションルーチンⅡ《桜の樹の下には死体が埋まっているッ！》

描写：美しき桜。その薄紅（うすべに）は、贄（にえ）たちが流した血の紅。贄は新たな血を求め、その腕を伸ばす。

効果：

　このアクションが実行される時点で、すべてのステラナイトに【アタック判定：５ダイス】を行なう。このとき、ステラナイトの防御力は１低いものとしてダメージを求める。これによって１点以上のダメージがステラナイトに与えられたなら、そのステラナイトは「桜花カウンター」を１個獲得する。

◆アクションルーチンⅢ《花は桜木（さくらぎ）、人は武士（もののふ）》

描写：最優（さいゆう）の花たる桜。それを象徴する武士の剣戟（けんげき）も、また最優なり。

効果：

　予兆の時点で、エネミーの耐久力を＋［５－エネミーの防御力］（最小１）する。

　このアクションが実行される時点で、エネミーは「種別」に「アタック」を含む任意のスキルひとつを選択し、それにセットダイスを１個置く。その後、即座にそのスキルを使用する。そのスキルによって発生するアタック判定は、スキルの効果にかかわらず［（５＋現在のラウンド数）ダイス］となる。

◆アクションルーチンⅣ《千本桜吹雪（センボンザクラフブキ）》

描写：舞い落ちる花弁（かべん）は吹雪のごとき刃。秒速５センチメートルで迫る、死神の手である。

効果：

　このターン中、ステラナイトがスキルの使用を宣言するごとに、その「効果」を解決する直前に、そのステラナイトは１点のダメージを受け、「桜花カウンター」を１個獲得する。

　このアクションが実行される時点で、すべてのステラナイトに【アタック判定：［すべてのステラナイトが持つ桜花カウンターの合計数］ダイス】を行なう。

◆アクションルーチンⅤ《桜禍爛漫（おうからんまん）》

描写：美しく散れ。

効果：

　予兆の時点で、エネミーを任意のガーデンに配置し（これは移動ではない）、その耐久力を＋［戦闘不能状態でないステラナイトの数］する。

　このアクションが実行される時点で、最も耐久力が高いステラナイト１体（複数が該当するならランダムに決定）に【アタック判定：５】ダイスを行なう。その後、エネミーから最も近いステラナイト１体（複数が該当するならランダムに決定）に【アタック判定：５】ダイスを行なう。その後、すべてのステラナイトに【アタック判定：５ダイス】を行なう。その後、エネミーは【チャージ判定：５ダイス】を行なう。