夫婦のとある日常

一ノ瀬 彩音

第1話 夫婦

俺にはごく普通の妻がいる。


しかし、俺の妻は糖尿病の上に太っていて実は困っているのだ。


医師からも何かと言われているのにどうしていいのかがわからない。


妻は甘い物が大好きな上にカロリーが高い物が大好きでしかも

脂っこい物が大好きである。


それにお菓子も大好きだ。


俺は妻に対してこう言うのでした。


「何をしているんだ?」


「今、買ってきたお菓子を食べている、食べる?」


「いやっ、いらない」


「糖尿病で主治医からも色々と言われているんだろう」


「うん、そうだよ、でも、好きな物はやめれない」


「食べてもいいけど、ちゃんと運動するんだぞ」


「うん、わかった」


その後、妻はお菓子を食べているが一向に運動しにいく気配がない。


ここはしっかりと言うべきだな。


「いつになったら運動するんだ?」


「今日は行かない」


「どうしてだ」


「ゲームがしたいからだ」


「あのな、糖尿病なのに一日のカロリー摂取が決まっているのに

なんで運動しないんだよ」


「それはわかるけど、運動は嫌いなんだ」


妻は俺と一緒に運動をしたり、何かをしてカロリー消費をして一日のカロリー計算して

カロリーをとってもお菓子や飲み物も炭酸、砂糖入りの飲み物などをとってカロリーオーバーをする。


このまま太っていけば主治医からも入院しないといけないとまで言われている。


そんな俺は妻をこれ以上、糖尿病の数値やカロリー、後は体重を

増やすわけにはいかない。


そこで俺は妻には飲み物をお水かお茶しか飲ませていない。


後はカロリーの低い物や脂っこい物を食べさせないなどをしているのだった。


それと食生活を野菜中心にしてドレッシングもノンオイルの物を

使うようにしている。


当然、調味料も減塩などをしようしている。


万が一にも何かカロリーオーバーする事があればしっかりと

運動をさせるようにしている。


もちろん俺も妻の糖尿病を良くさせるために一緒に二人三脚で頑張っている。


糖尿病というのはほっとくと色んな病気にかかりやすくなってしまう。


俺はそんな風になって欲しくないから妻には一日でも早く糖尿病を

完治させて欲しい。


そんな妻は俺にこう言ってくる。


「なんで飲み物がお水かお茶で食生活も野菜中心で他にも色々と

しないといけないんだ」


「しょうがないだろっ、糖尿病なんだからさ」


「それはわかるけど、これじゃあ、ストレスや不満が溜まるよ」


「どうしてもお菓子や飲み物も砂糖入りのがいいなら、

しっかりとその分運動をするしかない」


「それは主治医からも言われているからわかるけど…………」


「糖尿病で入院してしばらく会えなくてもいいのか?」


「それは嫌だ、ずっと一緒に居たい」


「なら、一緒に頑張ろうな」


「うん」


その後も主治医にアドバイスを求めて聞いた事を実践すると

糖尿病の数値も良くなってきて

体重も一か月、二か月と経つにつれて減っている。


俺も妻も頑張っている結果がこうやって出るのは嬉しいと感じている。


こうして現在も妻は糖尿病の数値は良い状態で維持をしている。


しかし、体重の方はリバウンドか何かは知らないけど、

減った体重分が元に戻ってしまった。


その事を主治医にお話をしたらストレスかもしれないと言われた。


糖尿病の数値が良くても体重が良くなければ意味がない。


今はどうにかして体重を減らせるように頑張っている。


もちろん二人三脚で奮闘しています。

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夫婦のとある日常 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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