願い

葉月 涼

悲しき想い

いつも夜遅くまで私の話をきいてくれる優しい兄貴

私の癒しになってる少し子供じみた所のある兄貴


そんな兄貴は私にとってネット世界だけでなくリアルでも1番大切な家族だった

だけども、彼と私は血の繋がりも面識も約束もない



そんな兄貴に家族として、兄妹として、1人の乙女として

「愛してる」

と言いたい


けれど


その言葉を言って失うことが1番怖い


だから

今日も私はその言葉をうちに秘めながら

毎日を過ごしている

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

願い 葉月 涼 @kiminokoe

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ