学校生活と魔法を唱えるまで


私は学園生活で苦労をし始めたのは、入学式から1週間後。


高校生の「なつ」として、すんごく嬉しいのは、入学式からの友だちの人数。


とても良い学園生活の幕開けだったけれど、挨拶された同級生や先輩たちに中学生の時の思い出を話していただけ。


それから部活動見学をさっそくして仲良くなったり、とても日々が良くなると入学式から6日後の休日の土曜日は思っていた。


しかし、私はその頃を思い出すと厄介過ぎて自覚しないようにしてた要素がある。

一つ目、勉強がやる気が出ないが、厄介なほど周りは東大目指す為あからさまに頑張るタイプがクラスに多い。だけに、頭が良いのか運がいいのか、点数いつもその人たちに高いのバレてる。

二つ目、友だちが多くて、名前があやふやになりそうなくらいなのに不思議と名前を聞き違える。けれど、その人柄で誰の話かわかる私自身に対して言い過ぎかもしれないけれど、天然ボケな要素がある。


最後に、三つ目。

周りから見て魔法学校と噂されているのが、なぜかわからない点だったなぁ。


入学式終えて休みの土日を挟み、月曜日を迎えるこの日から授業。

あー周りよりもなんだか考えていることから恥ずかしいよ絶対。


ヒリヒリとする乾燥肌になるほど、涙が出そうなくらい表現を口の中でしかできない気持ちを今でも思い出す。


私は、学校に本当に居ていいのか。

魔法を唱えたいという一心になり、なんとなく土曜日の休日の朝10:00の学校に赤い自転車をこいで向かい、なるべく優しい声で小さくしか出せないが強い声で気持ちを込めて学校に向かって、不思議と声を校舎にかける気持ちで掛けた。

「私を一人前の人間にしてください、学校を退学させず、立場を昇進させるくらいさせて。正しかったら。」


誰にも聞こえないくらいだったかもしれない。私は、なぜかたった今。誰にも空耳でしょと言われてもない中、はっきりときけた言葉がある。

耳元で囁かれるように


かわいい小さく知らない子供の声で、

「学校の者だが、許可する。」


私はその時魔法を使えたと感じた。



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