「好き」と「隙」⇒同音異義語について

イノベーションはストレンジャーのお仕事

「好き」と「隙」

 題名の読み方は同じです。

「そんなん知ってる~」

読み方を尋ねられた人は、ほぼ全員がそう答えるでしょう。

言葉には題名のように「同音異義語」が存在していて、よくテストに出ますね?

では、それは何故だろう?と考えてみます。

「出題しやすいから?」

「知ってると役に立つから?」

 さて、何故なんでしょう。

 出題者の意図はその数だけ存在しますので、一概には言えませんが

「読みや漢字で『似ている』ものは、やはり何かしらの共通点がある」

と私は思います。

ご存じの通り、漢字に関して言えば「へん」や「つくり」などで分類されており、

例えば「にくづき」という「部首」を例に取ると、身体に関する漢字が分類される事が多いです。

「腿(もも)」や「腕(うで)」などがその例です。

では、読みはどうでしょう?

「髪」と「神」(かみ)で同じ読みです。

「髪は女性の命」なんて言葉がありますが、「生命に関するもの」といえば多少似ている部分もある感じがします。こじつけと言ってしまえばそれまでですが、

「関係がない」のかと言えばそうでも無さそうです。

さて、本題ですが「好き」と「隙」は結構な関係性があるのでは?と最近思っています。

例えば合コンがあるとします。男女、気合を入れて「お相手」を見つけようと着飾ったりします。それは至極当然、猛アピールするためですね。しかし、気合を入れすぎて「かかりぎみ(競馬用語で馬が焦ってハイペースになりすぎること)」になって空回りしてしまう、なんて事も大いにあります。ちなみに、私も数えきれないくらいありますけど。

なので、そんな時「お相手」には「好き」という感情が起こりにくいと思います。それは「自分に隙(ツッコミどころ)を見せず、『俺はこんなにかっこいいぞ』」みたいな感情が伝わりすぎるからなのかも知れません。

逆に女子が美人でとても聡明な方だった場合、そこにも「隙」が無く、男性陣は

「すごくいい女性なのだが『高嶺の花』だな」と思って諦め気味になり、声をかけづらいものであったりします。

やはり、恋愛系のイベントには「隙」が関係しているように思います。

先程のシチュエーションで、例えば私が到底似合っていない「ドラえもん」のTシャツを着て来たとします。

合コンのスタート時は、女性陣の頭の上に「?」が浮かんでいる状態でしょうが、場が進んでお酒が進んだとき、恐らく女性のどなたかがその「ドラえもん」についてツッコむと思います。それによってお互いの緊張感がほぐれていい感じになるのでは?と思います。

(女性読者の方、男子はツッコまれたい欲望が結構あるので、意中の人で無くても早めにどんどん突っ込んだ方がいいですよ!ここ大事です!)

男子にとっても、女子に「隙」が無いと核心を突きづらいです。

よく「ギャップがいい」なんて言いますが、それはある意味「この人の隙」なんだと思います。

美人さんが皆が知ってる事項を間違って言ってしまった、なんて事があったとすると周りは爆笑ですね?

誰しもプライドがありますから、人前で恥をかいた場合、普通は機嫌を損ねてしまいますが、逆に「てへへ」とか恥を隠さずに認めると男子はグッと来ます。そこにはギャップが生まれています。

「美人さんなのに、かわいいところもあるんだぁ。懐も広いし」

そうなったらかなりのアドバンテージです。

が、しかし計算であったりする事がばれると、真逆になりその場では敗戦ムードが濃厚です。「隙」とは言えませんが、敗戦濃厚で「長所」を実証できると逆転する事も多々有ります。

ナンパも同じような気がします。「イルマニア」なる「パリピ」な方々の行動を見ているとツッコミどころ満載ですね。とても「サービス精神」旺盛だと思います。 私はナンパ経験は無いですが、そういう所が共感を呼ぶのでしょう。

「美人は三日で飽きる」そうです。私には子供はいませんが、中学・高校生になったら「勉強せず、彼氏彼女を作れ」と言いたいと思います。お互いにお付き合いできる時期は逃して欲しくないです。

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