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僕は校舎の中に入ろうとした

その時

??「おーいななじくん」

と声が聞こえた

彼女の名は

加賀美音 四季(かがみね しき)

名梨「いつも言ってるだろ?

    僕はななじではなくななしだ!」

加賀美音「ごめん噛んじゃった」

名梨「嘘つけ」

加賀美音「かんでぇましぇん」

名梨「わざとだろ?」

加賀美音「どうかなぁ?」

はぁとつい楽しくて微笑んでしまった

加賀美音「あれ笑ってるねぇ

     四季と話せるのが嬉しいのかなぁ

     いいんだよ好きになっても」

名梨「ふん」

鼻で笑った

加賀美音「あーなにそれ

いいもん恋(れん)

     にいいつけちゃうもんね」

名梨「あーそれだけはご勘弁を」

土下座してしまった

加賀美音「それでよろしい

    じゃあ誓いのキs」

キーンキーンカーンカーンキンカンカン

名梨「毎回思うけどうちの高校のチャイム

   変わってるよな

   てか早く教室行かなきゃじゃあな」

加賀美音「そうだねまた」

そう言って走りだした

加賀美音「もう少し話したかったなぁ」


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