漫画１００選

第1話

　『面白い漫画１００選』（Twitter）で厳選した作品を更にランク付けしようという、失礼極まりない企画。

　『１００選』はメジャーなのは減点し、マイナーなのは加点し、マイナーが入りやすくしました。

　その順不同の『１００選』を『ランキング１００』にするうえで、メジャー受けタイプを加点、マニア受けタイプを減点しました。（基準は主観）

　ざっくりいうと、人に勧めても大丈夫なのが上に、マニアックかなってのは下になってます。

　なので、いきなり一位から始めます。

1. うる星やつら

2. らんま1/2

3. 人魚の森・人魚の傷

4. BASTARD!! -暗黒の破壊神-

　一位はうる星やつら高橋留美子先生の作品。地球人の高校生、諸星あたると宇宙人のラムのラブコメ作品。キャラクターも世界観も個性的で生き生きしてる。地球侵略に来たはずが成り行きで学園生活始めたラム、浮気症トラブルメイカーのあたるが時に宇宙まで追いかけっこしたりと、楽しい作品なのですが、古い作品なので知らない人もいるかと１００選に。

　二位は『らんま1/2』こちらも高橋留美子先生の作品。境界のRINNEの前の前の作品。

　水をかぶると女の子になる乱馬と天道道場の末娘あかねの学園ラブコメディ。

　変身体質を治したい乱馬と親同士の都合でいきなり許嫁だと言われた『あかね』が、天道家で一緒に暮らす。男乱馬、女乱馬、あかね、それぞれにファンやライバルができて、行く先々で騒動の起きるラブコメ、異種格闘技も時々あるのでラブコメアクション+α

　三位は『人魚シリーズ』、こちらも高橋留美子先生の作品。こちらはシリアス。

　偶然に人魚の肉を食べたある青年が死ななくなり、終わらない人生を生きる話。

　周りの人と一緒に老いて終われない、自分だけが若いままという別れを繰り返します。

　主人公の願いは、人として人らしく死ぬこと。

　BASTARD!!は萩原一至先生の作品。バトル中心のファンタジーの中ではトップではないかと思う。ある場所に封印されていた忌まわしい大魔法使いを国が追い詰められた状況でイチかバチかで開放する。すぐにも敵に回ろうとするが、ヒロインには逆らえず、ビルより大きいようなモンスターを忘れられた禁呪で吹っ飛ばす。そんな爽快な話もあれば、敵だろうがなんだろうが、いい女とみると片っ端から手を出したりと、男の欲望そのものみたいなこともする。

　元部下の四天王が対立関係になっていて、それが軸に最初は進むのだが、それぞれに思いがある。いま手元に本がないので曖昧だが、愛について語る挿絵のようなものがあって、それぞれの愛がそれぞれ違い、それぞれの行動に繋がっていて好きだった。

　様々な組織が牽制しあっていたり、動物的な生態をもったモンスターもいたり、物語が深まるにつれ世界が広がり、有機的につながっていくのが魅力的だった。

　作者腰痛で更新が滞り始めて2010年で更新が止まっているよう。

　成人向け作品を2017年に出しているようなので、気が向いたら再開するのではないかなと希望的観測。

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２，３行でまとめるつもりでしたが、長期連載作品は収まらないです。

いろいろと。