ヴァンキッシュオブザナイト

PREラッシュ(活動休止中)

姫と騎士

騎士とはお姫様を守るものである。

極東の島国日本ではサムライと呼ばれるツワモノがいる。

日本には戦国武将という百花繚乱のサムライがいる。

なかでも有名なのが真田幸村である。

真田幸村の今日伝わる勇名は、大阪夏の陣での姿によるものといっても過言ではない。

先に勃発した「大阪冬の陣」で、真田幸村が味方する豊臣軍は“籠城(ろうじょう)戦”で徳川軍に対抗した。

攻め手の徳川軍は、真田丸をはじめとした抵抗に決め手を欠いていた。

そこで徳川家康は、当時最先端の長距離砲を使用し、一方的に大坂城を砲撃し続けたのである。

大坂城にも大砲が配備されていましたが、射程で劣っていた。

日々降り注ぐ砲弾に脅え続け、ついに耐え切れなくなった豊臣軍は徳川と和睦し、「大阪冬の陣」は終結した。

「大坂冬の陣」では真田幸村の意見が退かれ、大坂城での籠城(ろうじょう)戦が繰り広げられることとなる。

真田幸村は、大坂城の防御の欠点を補うための出城「真田丸」を、城郭の一部に築いた。

このとき冬の陣での活躍から、真田幸村は豊臣軍の中心人物の一人となっており、他の将との連携を取れるようになっていた。

豊臣軍は冬の陣とは異なる“野戦”を選択しますが、徳川軍に劣勢を強いられる。

前線で窮地に陥った後藤又兵衛らを救うべく真田幸村は救援に向かいますが、濃霧に苦しめられ到着が遅れてしまう。

結果的に豊臣軍は貴重な戦力を失い、撤退を余儀なくされた。

やがて豊臣軍にはわずかな戦力しか残されておらず、「もはや奇襲によって徳川家康を討つしかない」という決断にいたります。

真田幸村はこの奇襲隊に加わる。

部隊の装備を赤で揃えた「真田赤備え」隊を編成、諸将と連携して家康本陣への突撃を敢行する。

突撃を受けた徳川家康は、自ら死を覚悟したほどで「自分はもう駄目だ」と酷く狼狽したといわれる。

英雄真田幸村は僕にとっての憧れだ。

姫と呼ばれた少女を守るのだ。

姫は突然僕の前に現れた。

『私を守ってください』

彼女を出来る限り守るのだ。

僕はそう誓った。

『ナイトして貴女を守ります』

姫は実は僕の同級生の女の子で僕は騎士ではなくただの高校生。

夢だけど案外よかった。











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