どーせむり。
くっしー🐬
【短編小説】どーせむり。
お昼寝とお買い物が大好きな、
いつも紺色の服を着ている、
勉強がとてもできる、
お金持ちの
物知りのこどもがいました。
髪の毛がバニラの匂いがしてさらさらな、
ひまわりが大好きな、
いつもワンピースを着ているこどももいました。
その子には、
毎日休まずお水をやってるひまわりがありました。
「またお水をやってるの?」
「うん、でも最近元気がないみたい。」
「お花にお水をあげるなんて、こどもだな。僕はもう大人だからそんなことしないよ。僕は評論するんだ。君はお花が好きだからきっと成功しないし、大人になれないね。きっとそのお花も枯れちゃうよ。とっても難しいからね。」
「そんなことないよ。私も大人になれる。このひまわりだって。これからだよ。」
「ふーーん、でも、どーせむりだよ。」
そう言って、物知りのこどもはひまわりが大好きなこどもから離れていきました。
物知りのこどもはお金持ちなので、とても立派な車やおしゃべりするロボットや服を買いました。
しかし、お花屋さんに行くと、お花屋さんは言いました。
「もう君には売らない!」
「どうして?もっとお金がいるの?」
「君はいつもいつもお花を買うけれど、1つも育てないじゃないか!」
「そうだよ。育てなくても、またここでお花を買えばいいからさ。それに、どーせむり。僕にお花は育てられないよ。どーせ枯れちゃうからね。」
「君がお花を買えるのはお金持ちだからじゃないよ!僕が種のときから育ててるからだ!今は機械に任せてるけど、その機械を考えたり作ってくれた人たちと協力したおかげで買えるんだ!」
「じゃいいよ。もうお花なんかいらない!」
そういって、物知りのこどもは怒ってしまい、とっても大きくて豪華なおうちに帰って、学校のプールくらい大きなふかふかのベッドで寝てしまいました。
次の日、
「きゃあーーーーーー!!」
ひまわりが大好きなこどもは叫びました。
「どうしたの?」
物知りのこどもはききました。
「死んじゃったの。ひまわりが。あんなにたくさんお水もあげたのに。」
「やっぱりだ!だから言ったじゃないか!君にはひまわりは育てられないよって。どーせむりなんだから、これを機にそんなことやめることだね。物知りな僕にだって育てられないんだから。誰かとっても賢い大人にしかできないのさ。」
そのひまわりが大好きなこどもの悲鳴は、村全体に響くほどで、村の真ん中の噴水からまだ向こうに行ったロケットの工場をさらに向こうにある村の端っこのお花屋さんにまで届くほどでした。
すると、ロケット工場で働いているお父さんの、ロケットが大好きなこどもが、ひまわりが大好きなこどものそばによって、何があったのかを聞いたのちに、こう言いました。
「僕もお花を育てたことがあって、でも死んじゃったんだ。そのときお父さんが、「本を読んでみなさい、そうしてお花の育て方を調べてみたら?」と教えてくれた。本を読んだら、「お水はあげすぎてはいけない」って書いてあったんだ。だから、ひまわりについた虫を取ってあげて、お水も少しだけにして、嵐のときには覆いをしてあげてみたら?」
それを聞いていた物知りのこどもは、
「お水を少しだけに!?そんなことで育つはずがない!君たち力士を知ってる?力士は立派になるために、いっぱい食べるんだ!お水をあげないなんて、そんなことしてもどーせむりだよ。」
するとロケットが大好きなこどもは少し考えて、
「でも、森の木は誰も水をやってないのに立派に育っているよ?」
さっきまで悲しい顔をしていたひまわりが大好きなこどもは、すっと背筋を伸ばし、
「ありがとう!私もその本を読んで、もう一度育ててみる!」
「うん!それが良い!また何かあったらいつでも言って!お昼の12時にはお父さんの工場にいるから。」
「どーせむりだよ!どーせ…。」
それから、ひまわりが大好きなこどもは毎日毎日本を読んでは、そこから学んだことを実践し、ひまわりの様子を見てはお水をあげたり、嵐が来るかもしれないときには覆いをしたり、虫を取ってあげたり。そんな風に工夫していました。
すると、
「きゃあーーーーーー!!」
「虫よ!このひまわりにいた虫がとんできたの!!」
派手な口紅におしゃれな帽子、赤いヒールをはいたお姉さんが叫びました。
それにびっくりして、物知りのこども、ロケットが大好きなこども、ひまわりが大好きなこどもがやってきました。
「ひまわりだ!!」
ついに咲いたのです。
ひまわりが大好きなこどもはとっても大喜び!毎日とっても難しいことでもがんばったからです。
すると、お花屋さんがそこを通りかかり、目を見開いて、とても驚いた顔をして、こっちに来て、
「これは驚いた。この村ではひまわりは育たないと言われていたはずだ。いったい誰が育てたんだい?」
「私が育てました。あの子が助けてくれたの。ロケットが大好きなあの子が。」
すると、物知りのこどもが言いました。
「きっとその本がとっても良かったからさ。その本の通りやれば誰にでもできるね。」
それを聞いたロケットが大好きなこどもは少し笑顔で、
「この本でひまわりの育て方はわかるよ。でもこの村ではそれができないんだ。だから今までこの村ではひまわりは育たなかったんだ。」
お花屋さんはひまわりが大好きなこどもに聞きました。
「いったいどうやってひまわりを育てたんだい?ぜひきかせてくれないか?」
そしてひまわりが大好きなこどもは言いました。
「だったらこうしてみたら?で、ひまわりは咲くのよ。」
~続編~
ひまわりが大好きなこどもは、この村でひまわりを咲かせる方法を本にしようとしました。しかし、どうやって本にすればいいのかわかりません。本をつくったことなんてないからです。
そんなとき、ロケットが大好きなこどもが聞きました。
「どうして本にしたいの?」
ひまわりが大好きなこどもは、
「わたしも本を読んだからよ。本を書いたらね、何かを咲かせたくて困っている人に、「だったらわたしの本を読むのはどう?」って言えるの!」
自信のこもった声でした。えっへん!
それを聞いていたお花屋さんは、
「ぜひ読ませてほしいな。」
その会話を盗み聞きしていた物知りのこどもは、何か言いたげに、大統領でも住んでいそうな大きな家へもどり、
「次は本を書くって?本を書いたこともないのに。本は賢い大人が書くんだ!こどもにはできない!僕は物知りだぞ!そんなことができるこどもはいない!」
怒りに溢れて、ひまわりが大好きなこどもにどんと言ってやろうと、親に買ってもらった、外国産の最高級のスーツをこしらえて、ひまわりが大好きなこどもの家へ向かいました。
「どうしたの?いま本を書いているところなの。きゃあ!」
ひまわりが大好きなこどもが持っていた、書いている途中の本を強引に奪い取り、
「なんだこれ??」
物知りのこどもは、おどろきました。よく本を読むのでわかります。これはとんでもなくひどい文章でした。
「やっぱり!本なんて書けやしないぞ!みんな見て!これはひどい!」
すぐちかくにいた大人も読んだのですが、たしかにひどい。こどもといえど、ここまでひどいとは…
しかし、ひまわりの大好きなこどもは、今回は落ち込みません。
「だったらこうしてみたら?で本は書けるわ。」
ひまわりの大好きなこどもは、部屋に戻っていき、自分が大好きなことを書き出しました。
物知りのこどもは、ひまわりの大好きなこどもが書いたはじめての本を持って、たくさんの大人に「これはひどい!」と話してまわりました。
そんな噂を聞いたロケットが大好きなこどもは、ひまわりの大好きなこどもの本を書くことを、手伝ってあげようと思ったのです。なんと、この子は、ロケットの本を書いたことがあるのです。
「もしかして、困ってる?」
「とっっっっても、こまってるわ。でもね、だったらこうしてみたら?で本は書けるの。」
「その通りさ。僕ね、ロケットの本を書いたことがあるんだ。」
「ほんとに!」
「ああ、でもね、お花の本は書いたことないんだ。」
「だったらこうしてみたら?ね。」
「そうだね!」
ふたりは一緒に考えました。お花の本はどうやって書かれているのか。本の書き方はどうすればいいか。しかし…
「これ、おんなじだね。」
ロケットの大好きなこどもは、今までのお花の本と同じになってしまうことを悩みました。大人はもっと上手く書いているので、これではすぐに真似されてしまいます。そんなとき、ロケットの大好きなこどもは、ひまわりの大好きなこどもが、自分が大好きなことを書き出した紙を見つけました。
「もしかして、写真を撮るのが好きなの??」
「好きよ。大好き。」
「そうだ、これだ!!!」
ロケットの大好きなこどもは叫んで、とても分厚くて重たい本を持ってきました。
「ああ!ずかんだ!」
ひまわりの大好きなこどもは、部屋がぶわっとオレンジに明るくなったような気がしました。
ひまわりの大好きなこどもは、記録だけではなく、たくさんの写真も撮っていたのです。
「この村では図鑑は少ない。でも写真展は多く開かれる。写真が大好きな村だから!」
ロケットの大好きなこどもの書く力、ひまわりの大好きなこどもの写真を撮る力があわさって、なんとかなりそうだ。
そして、できあがった図鑑のような、本のような、日記のような新しいものをつくり、お花屋さんに持っていきます。
「おぉ、日記のようで、でも詳しく書いてある。論文のようだ。」
そんなとき、物知りのこどもがやってきて、その書物を読みました。
「論文みたい。」
おどろきました。そして、今までのことが、とっても申し訳なくなりました。
「僕は、こどもにしては物知りだけど、君には、たくさんひどいことを言ってしまった。」
物知りのこどものおうちはとても賢い家でした。難しいことをたくさん勉強していました。そうすればとても大きは会社に入れるからです。本当はダンスが大好きなのに!
「僕のおうちじゃダンスはできない。どーせむりなんだ。」
ひまわりの大好きなこどもは言いました。
「だったらこうしてみたら?で踊れるのよ!」
ふたりが書いた書物は、物知りのこどものおかげで論文となり、それは、他の村で応用されて、たくさんの村でひまわりが咲くようになりました。
そして物知りなこどもは、世の中のさまざまな問題を知っていることを活かして、ダンスで表現しました。それは今までの技術の高いダンスとはまた違ったもので、注目されました。
ー外伝ーーーーーー
僕はそんなこどもたちに会いに行きました。
そしていくつか質問してみました。
「質問なんだけど、好きなことで生きてる君にききたくて。」
まずはひまわりが大好きなこどもにたずねました。
「おにいさんはじめまして!いいよ」
「僕は現実をみて、好きなことで生きていきたいけれど、それにはどうしたらいいのか、それはとっても難しいことのように感じるんだけれど。」
ひまわりが大好きなこどもは、満面の笑みで、
「だったらこうしてみたら?でやるの!」
そこからすっと息を整えて、ベッドに横になって入院している人に話しかけるように、真剣にそっと、
「おとなはね、すごく賢いけれど、なにもしないの。やったらいいの!だったらこうしてみたら?よ。あとはひまわり咲かせるまでいっぱい記録して、少しずつ。するとね、失敗して、大好きなひまわりをころしちゃって。そしたらね、だったらこうしてみたら?って死んじゃったひまわりは私に教えてくれるの!だからあのひまわりはそれでよかったの。ひまわりとおはなしはできないけれど、あのひまわりがわたしに教えてくれたのはたしかよ。だってこの村で咲かせられたもん、ひまわり!」
すごく心に染みた。だったらこうしてみたら?と考えて、少しずつ、やっていくしかないんだなって。
「でもそれは君がうまくいったからで、もしうまくいかなかったら?」
「絶対うまくいくの!わたしは無理かもしれないけれど、わたしとおなじようにひまわりをこの村でも咲かせたい子があらわれるから。」
「じゃあこれが最後の質問。どうしてこの村でひまわりを咲かせたい!って思ったの?」
「うーーん、ひまわりを咲かせたいなって思った。だってわたしは枯れそうなお花をみたら「お水あげたい!」とか、「かわいそう」とか思うから。そんな感じ。「咲かせたい」って思ったの。」
次にぼくはロケットが大好きなこどものもとに行きました。
「どうしてそんなにロケットが好きなのかな?」
「それはきっと、僕のお父さんがロケットを作ってる姿をみて、「かっこいい!」って思ったから、かな?」
「でもロケットはものすごく環境に悪いんじゃないかな、エンジン噴射とか。」
「環境に悪いよ。すると環境が、だったらこうしてみたら?って教えてくれるんだ。そしたらね、僕のお父さんの会社は新しいエンジンを開発したんだ。実は、ポリエチレンなんだけど、レジ袋にも使われてる素材なんだ!周りの賢いおとなの人には、危険すぎる!それでできたら苦労しない!って言われてて。たしかに、できるまでは苦労していたけど。何度も爆発したりして。そしたらね、その爆発が、だったらこうしてみたら?って教えてくれるんだ。」
なんだかワクワクした。僕にもできそうな気がしてきた。そうか、そういうことなのか。
最後に、あの物知りなこどもに聞きに行った。
「だったらこうしてみたら?で変われたみたいだけど。」
物知りのこどもは黙っていた。
「質問しても、いいかな?」
物知りのこどもはまだ黙っていた。
「あの、聞こえてる?」
「ぼくはあんたに興味なんてないよ。」
物知りのこどもが話してくれたと思ったら、これには僕も驚いた。すると、苦くて嫌いな物を食べた顔で、
「僕は君が"いや"だ!」
びっくりした。僕があっけにとられている間に、物知りのこどもは続けた。
「 僕はずっと勉強で、それが嫌だった。どうしてこんなことしてるんだ、って。そんな学校の帰りには、踊ってるこどもたちがいて、それがうらやましかった。だから僕も混ぜてもらった。僕よりずっとうまくできて、僕はうまくできないから、だったらこうしてみたら?でたくさん教えてもらった。そしてたくさん失敗して、その失敗が、だったらこうしてみたら?って教えてくれた。」
物知りのこどもは、また黙った。
「続けて。」
「…。」
「そしたら、足を怪我したんだ。だからやめた。」
僕は言った。
「本当は?」
物知りのこどもは言った。
「うん。どーせむり。そう思ったんだ。こんなんじゃできない。どーせむりだって。だから勉強した。勉強はうまくできたから。嫌いだったけど、みんなが誉めてくれるから。」
「そしたら僕は、なにがしたいのかわからなくなったんだ。」
物知りのこどもは、恋人か親友かのどちらかしか助けられない究極の二択に葛藤するような顔をして、
「どーせむり。で勉強を続けたんだ。」
僕は、こどもが、こんなことを考えていたのかと、胸打たれた。
物知りのこどもは、夜中のトイレに、1人で向かうような不安な怖がりで、
「でもこれは"僕の声"じゃない。他の"誰かの声"だって思ったんだ。そんなときに、あのこが言った。「ひまわりを咲かせたんだ。だったらこうしてみたら?で」ってね。」
「そして僕は思ったんだ。"自分の声が聞きたい!"って」
「それでずっと考えたんだ。やっぱり踊りたい。でもあの子達は僕よりずっと上手だから。でもあの子達が、だったらこうしてみたら?と言っている気がしたんだ。「君は物知りだろ?」って。」
「そのとき思ったんだ。だったらこうしてみたら?で踊れるんだ。って。あの子達の方が上手だから、どーせむり。って思っていたけれど、違う。だったらこうしてみたら?で踊れたんだ。だから毎日失敗した。そしたらね、その失敗がだったらこうしてみたら?って言うんだ。それはとても苦しくて、でもすごく楽しかった。誰かの声じゃなくて、それは僕の声だったんだ。」
物知りのこどもは僕を見つめた。そして僕はたずねた。
「僕のこと、"いや"?」
「ううん、いやじゃないよ。ごめんなさい。」
3人のこどもにたずねた僕は、"自分の声"を聞くことにした。"自分の声"はたくさん話してくれた。"自分の声"なんて、考えたことなかった。死ぬまでに叶えられない、そうかもしれない。僕は叶えられないかもしれないけれど、「だったらこうしてみたら?」で他の子が代わりに叶えられるかもしれない。わからないけど、「だったらこうしてみたら?」でわかるかもしれない。僕よりもずっと上手くできるから「どーせむり。」と思う。けれど、そんな上手な子達が「だったらこうしてみたら?」って教えてくれているかもしれない。失敗は、僕たちに「だったらこうしてみたら?」って教えてくれる。
ものすごく小さな声だけれど。
ーーーーーーー
~あとがき~
ここまで読んでくださってありがとうございます。
「絵本のように読める小説」というテーマで書いてみました。
私は今大学生で、仕事や夢のことで悩んでいました。そんなときに出会ったのが"植松努さんのTEDtalks「思うは招く」"でした。
この話に感銘を受け、この「どーせむり」と「だったらこうしてみたら?」をコンセプトにした絵本を描きたい!と思ったので、まずはこのnoteに書いてみようと思いました。なぜなら、僕自身もこの「どーせむり」になっていたからです。そしてこれからのこどもたちに、「だったらこうしてみたら?」を知ってもらいたくって、そしたら絵本がいいかな、と思ったからです。
「どーせむり」から「だったらこうしてみたら?」の世の中になってほしい思いで書きました。
一人一人が、「どーせむり」ではなく、「だったらこうしてみたら?」で、自信は「やったことないことやってみる」で世界が良くなっていくと思うので、ぜひこれ読んでくださったあなたも、note書いてみる、筋トレしてみる、道端のごみをゴミ箱に捨てる、ひまわり育ててみるでも何でも構いません。今から何かひとつちょっとしたことからでも初めてほしいとおもいます。
ー追加ー
僕は自分がうみだしたこの3人のこどもたちに聞いてみました。好きなことで生きていくにはどうしたらいいのか、なぜそれをやりたいのか、なぜ生きるのか。本当に大切なことは、目の前で起きたことに対して、自分はどう感じて、どうしたいのか。だと感じました。このこどもたちは、それを当たり前にやっています。しかしおとなになった僕や物知りのこどもには、その"自分の声"が聞こえなくなっていました。もっと"自分の声"を聞いて、失敗して、「だったらこうしてみたら?」で次の自分でやっていくことだと思います。でも自分のことが大嫌いで、もしも、あなたとして生まれたことが失敗だと思うのなら、その失敗が「だったらこうしてみたら?」って教えてくれているんです。あなたはあなたに、「だったらこうしてみたら?」って教えてくれているんです。小さな声です。だからこそ聞いてあげてください。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
どーせむり。 くっしー🐬 @kushikushi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。どーせむり。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます