第2話 紫色
またまたおはよう!
昨日はみんなどんな日だった?
きのう という日は、結構、
優雅な日に感じたよ。
感じ方は人それぞれ。
なんだけど、なんだけど、
僕のセカイではね、ちょっとチガウ。
きょうは僕の話をしようかな。
僕はムラサキ。
紫色の、何かをもっているんだ。
きみはいま、何色の、何をもっている?
いま、想いついたものを、
きょうは大事にするといい。
ラッキーアイテムっていうヤツだね。
さっき、とても悲しいことや、怒りを感じることや、ツライことなど、ネガティブな印象の頭になっていたとして、
いま、僕が聞いたことを、きみが考えたとき
そのネガティブなことって忘れてた?
その一瞬だけでも忘れられたなら、
僕はきみにすごく特別な一瞬を与えられたってことになるんだ。
うれしいな。
ほら、目の前の、きみのセカイの映像を観てごらん。人がいる?緑の葉がある?電車の背もたれがある?ケータイの画面?
それとも別の何か、無機物でも、
きみの認識したものがきみに、
ニコニコビーーーーーーム!!!
って、きみをニヤつかせるビーーーーーーム
してきたとしたら?
きみ、きづいていないかもしれないけど、
いま、してるよ。ニコニコビーーーーーーム
してくれてるよ、その観てる何かが。
きみが。そう想えば。
きみが、きみ自身が、
きみを、笑わせることができる。
その口角を上げるだけ。
自分でできるデショ?
大丈夫。きみならできる。
きづいたら、きづいたときに、
笑わせてあげて。
あなた自身を。
きみが笑ってうれしいのは、
きみのセカイにうつってる、すべてだよ。
そう、この文章も、きみの セカイ。
ただ、いまこれを観たのは、きみのセカイが
きみに観せたくて、観せたんだよ。
どんどん、きみはきづく。
このセカイのシステムに。
きみがつくった、きみのセカイだから。
ただ、きみ自身が、
感じたい今を創造していくんだ。
じゃあ、またあしたね。
きょうもがんばれ!
ムラサキ
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