真心の能力と新しい制約
【名前】
【ダンジョンランキング】ランキング圏外
【魔力】6070/6490
【属性】
【木】レベル1 次のレベルまでの必要魔力200
【火】レベル0 次のレベルまでの必要魔力100
【土】レベル0 次のレベルまでの必要魔力100
【水】レベル2 次のレベルまでの必要魔力300
【金】レベル0 次のレベルまでの必要魔力100
「うわ、すごっ」
「真心様はこれまで毎日のようにエルザ様の果物を三食忘れず好き嫌いせず食べてこられましたからその努力の賜物ですね、とてもご立派かと」
「なんか、子供褒めてるっぽいな~シスタの言い方」
「でも、これだけ高いと色々出来そうね」
「まずは今のレベルを上げたりかな? とりあえず、折角だし木と水マックスレベルに~、うわ、4レベルには400、5レベルにするには500か、それじゃぁ」
「お待ちください、真心様、上げる前にマモノの召喚が3レベル以降は条件が異なりますのでその説明から、上げるのはその話を参考にした後でもよろしいでしょう」
「え、そうなの、確かにそれじゃ説明お願い」
シスタの口からレベル3以降のマモノの召喚する条件が言い渡される。
と言っても変わる点は案外と単純で倍率と計算式の部分が増える事だった。
・レベル3は倍率100、レベル4は倍率1000、レベル5は倍率10000
・またレベル4からはレベル+知性段階×倍率が消費魔力
「えっと、もしかして、一番高いレベル5で知性段階3を召喚するのには」
「80000の魔力が必要になります」
「えっと大体2か月果物を食べて6000だよね」
「いえ、およそ1500は七辺様のものなので4500ほどが食べた分のものですね」
「普通に果物を食べて上げてたら1年以上はかかります、正直無理ですね」
「さらに言えばそれを召喚する貯蓄の間マモノは召喚出来なくなっちゃうしね」
「ですね。だとしたらレベルはそれほど上げる必要はないかと、それに私の作りたいマモノなら、今のマモノレベルでも十分ですよ」
その言葉と同時に真心に菖蒲が耳打ちでそのマモノについてを説明する。
「ふむふむ……菖蒲先輩らしいですね、折角だしレベルは上げて召喚しましょっか。後は姿や特徴なんかですがそれは菖蒲先輩が描いてみてください」
「あら、私が書いていいのかしら?」
「勿論、といってもあまり凝りすぎると時間がなくなるのでほどほどで」
「ええ、任せて頂戴…………」
「会議はこれにて終わりでござるかな? 拙者少しでも安住城改修の手伝いに行きたいのでござるが」
「エルザもお昼の収穫のお時間が迫って来てるのです」
虎徹もエルザも各々のやる事があるというので会議は今日はここまでとなった。
真心と空もお昼ご飯にしないといけないのだが、菖蒲が真心が出したブックに真剣に絵を描く姿を止めるのが忍びなく、空に今回も買い出しを頼むのだった。
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