2-4 遺跡の探索
2-11はミスです。一部の方混乱させてしまい申し訳ありません。
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私たちのパーティーはついに大森林を超えて大砂漠に入った。
「こことても暑いな」
「そうですね。汗がでてきて肌に服がくっついてきますよ。気持ち悪いです」
私はそう言いながら自分の体に水魔法と風魔法を使い汗を落として氷魔法で馬車の中と馬を冷やす。
「これでもう大丈夫ですね」
その時、嫌な予感がした。
(危機感知?でもなんで?)
「あの、ティアさん、下着すけてるよ。」
「え、、、」
驚きながら自分の服を見てみると風魔法の威力が足りなかったみたいで水色のブラジャーが透けていた。
すぐに風魔法で乾す。
「なんでずっと見てるんですか!」
「え、あちょま!」
「ぐふっ!」
私は私の方を見ていた3人に頭に氷のたまを落とした。
「それで火照った頭を冷やしてください!」
「うー」
そしてその後私は誰とも目を合わせずに馬車を進めていると目の前にオアシスが現れた。
「うわーすげー!オアシスだ!初めて見たぜー!」
「私も今日始めて見ました。」
「俺も」
「みんな初めてですね」
馬車で移動してあとすこしで着くという時にオアシスの風景が歪んで体が砂でできた巨大な生物に飲み込まれた。
「ん、ここは?」
私が目を覚ましたのは少し暗くて床が規則的には見込まれた石で出来た大広間だった。
ほかの3人は運良く離れていなくてすぐに見つかり安心したが馬車の馬は足が折れていて動けそうになかった。
「ヒール」
馬の足を治してあげる。
すると馬は元気に歩けるようになり広間にひとつだけあった通路に走って行ってしまった。
私は追いかけることはなくまだ倒れている仲間に水をかける。
「冷たっ!」
「敵か!」
「なんだ!」
仲間たちが起きたところでこれからどうするかを決めた。
まず分かったのはここが遺跡だということ。
遺跡ということは宝物殿がありそこからしか外に出られないということ。
「では、外に出るために宝物殿を目指すことにしましょう」
「「「了解」」」
馬が先に通った道を進む。遺跡にはそれぞれ特徴があってその特徴でその遺跡は何の遺跡かを決めるのだが、今私たちがクリアしようとしている遺跡はずっと一本道で迷宮とは程遠いイメージだ。だが魔物は見つからないし判定はまだ不可能だ。
(でもなんか嫌な予感がするんですよね)
だが何も起こらない。
(何だったのかな?まあ今はクリアすることに専念しよう)
そして一直線の道を歩いていると大きな広間に出た。
「ここで今日は休もう。歩いてもう疲れたしね」
「それもそうですね。明日またクリアを目指しましょう」
そして私たちは寝る用意をした。
ここでまた嫌な予感がしたので、私のテントにだけ、結界をはる。
これは私だけが通れるもので信じたくはないけど仲間が襲ってきても敵が来ても大丈夫だ。
そして寝る。
寝てすぐに起きた。私はテントの外を見るとそこには本で見たことのあるサキュバスというモンスターとそれに操られた仲間たちがいて私の結界に阻まれているのに進もうとしている。
そして私が目に止まったのは男達の股が膨らんでいたことだ。
(ひっ!き、気持ち悪い!)
私はその気持ち悪さに後ずさった。
手と足が恐怖で震えている。
もしも結界がなかったら私はもう犯されていただろう。
まず、サキュバスを倒すことを最善にする。
私は今まで使わないようにしていた時空魔法を使って時間を止めてサキュバスを風魔法で切り刻む。
そして男子達には冷水を浴びせる。
その後火魔法でサキュバスを燃やし尽くす。
そして元の位置に戻り時空魔法を解除する。
すると、時間が進み始めた瞬間サキュバスが消えて私の仲間は全員びしょ濡れになった。
「え?あれ?」
「なんで俺外にいるの?」
「テントで寝てたはずなのに?」
みんなさっきの記憶が無いみたいだ。
そしてさむいさむいと言いながら自分たちのテントに戻って行った。
私もまた寝始めた。
起きて、また歩き始めた。
後どれくらいあるのか、無限にも続く通路のせいで体力がより削られていく。
そして二時間ほど歩いたところで広間に出た。そこには扉があり、それを挟むように2つの鵺の銅像があった。
「これは!動き出すやつだー!」
「キサラギさん、何を言っているのですか?」
「ティアさん、これは近づくと動く、そういう奴なんだよ」
そして私たちが近づくと銅像が動き出した。
キサラギさんが前に出て手を銅像に向けた瞬間、銅像は消えてしまった。
「キサラギさん、いま、何をしたの出すか?」
「そうだな、ここは誰もいないから俺のチートについて教えてあげよう。
俺のチートは時間を司ることだよ!」
「それはすごいですね!」
思ったより能力がしょぼくてびっくりした。
私も使えるんですけど。
「さあ、行きましょうか」
そして私たちは宝物殿に向かった。
扉を開けるとそこは黄金の食器や宝具のようなものが大量にあってびっくりした。
3人はみんな好きなように物色していたが。私は一つの赤い瓶が気になりその便の蓋を開けた。
「シャーーー
久しぶりのシャバの空気は最高だぜーーー」
急にうるさい赤い蛇が出てきた。
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