転んだら転生したので異世界でやりたいことやります
凍てつけ
プロローグ
僕は家に帰るために歩いていると転んでしまった。
いつもはそんなことないし、つまずくような場所じゃないはずだ。
なんでだろう?
と、思っていたら急に体が小さくなった気がした。いや、小さくなった。そして頭の中に誰かの声がした。
(ごめんねー、手違いで君のこと殺しちゃったー。でも大丈夫。転生させたからー、<チート>も用意したし、楽しく暮らしてねー。じゃ)
(…いやいやいやなんで?僕死んだの?異世界?チート?まじか!死んだのは悲しいけど、異世界は嬉しいかも! )
(君は悲しいのか嬉しいのかはっきりしなよ。しょうがないなー、説明してあげよう。君は元々死ぬ予定はまだなかった。でも、間違えて殺してしまった。この時、君には二つの選択肢があった。一つは死ぬこと、もう一つは転生して暮らすこと。君、異世界が好きだから転生させてあげたんだよ。<チート>はたくさんたげたつもりだから、あとでステータス確認してね。じゃ、新しい生活を楽しんでね)
まあ、いいかな、と思いながら体の確認をしてみる。
僕はその時体が小さくなったことを理解した。そして男の証がないことも。
(まさか、女の子に転生した?)
どうやらそうらしい。少しがっかりした。
どうするか考えようとしたが眠気が襲ってきて、そのまま抗えずに寝てしまった。
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