小説投稿SNSでRPG風の参加型小説を運営する
正直なところ、得意な人がやれば。
単純な広告収入より稼げるのでは、と思うアイデアです。
もちろん楽な道ではありません。安易な考えで飛びつかないように。
1)世界観のベースになる小説を書く
私はこの目的で拙作「勇者になりきれ!」を書いてます。みんなの遊び場を作る。どういう世界で、どういう人たちが暮らしていて。文化はどんな風で、どこが現実の世界と違うのか。また、現実世界とはどんな接点があるのか。
説明不要で親しみ易い部分と、現代日本とは明らかに異なる部分。両方あれば良いと思います。
とりあえず私は、現代日本から一般人が観光気分で訪れても危険は無い。外国語が話せなくても問題なし。それに説得力のある根拠を持たせるところからやってます。
2)リクエスト用メニューを作る
海外旅行のパンフレットみたいな感じで考えましょう。現地で何を体験できるのか。季節ごとのお祭り、イベントとか。
原作小説のファンになって下さった方は、このメニューから作者にリクエストしたい内容を考えます。
3)キャラクター作成マニュアルの制作
この辺はまるっきり、テーブルトークRPGみたいになってきます。ネット上で公開されてる商業PBWのキャラ作成ルールも参考になるでしょう。
4)【有料にしたい場合】小説投稿SNSの運営様に企画内容を説明し、許可を得る
カクヨムでも、運営に申告の上承諾を得られれば。その承諾の範囲内で営業活動を行えると利用規約にあります。
私が知る限りでは、誰がどのような申請をし認可を得られたのか。まるで情報が得られていません。どなたか詳しい方いらっしゃいませんでしょうか。
参考になりませんが、商業PBWだと1シナリオの参加に1000円〜1500円ほどかかるのが一般的です。SKIMAなどでライターに依頼するより安価な分、クオリティは大きく劣ると思ってください。
また一応ゲームの体裁をとっているので、プレイヤーの希望が通らない場合も多くルール上の不備などで描写なしとなることもあります。安かろう悪かろうです。
単純に自分のオリキャラで、リクエストした内容の小説を書いてもらえる。
そんなシンプルなサービスにした方がいいんじゃないでしょうか。たいていの商業PBWは複雑すぎ面倒すぎで、分かり易いイラスト注文サービスだけにユーザーが飛びついてることがほとんどです。
私の書いたことに近いシステムを整えている企業もあるにはありますが、個人的に世界設定が好みでないため。自分で小説を書く道を選択しました。
その他、トラブル防止のために「できないこと」「やりたくないこと」はハッキリと事前に明記しておくのがオススメです。
粗悪品を実態より過度に優良に見せようとする行為は景品表示法に抵触しますし、商道徳として恥ずべき行為です。信頼第一。
わけあり商品ですが(最初に欠陥を明示する)、あなたのこんな望みを叶えます(具体例を挙げて)。そんな正直な姿勢が第一でしょう。
PBW風の参加型小説は、とても一回で語り切れるテーマではありません。
また今度、気付いたことを書いていこうと思います。
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