PVが伸びない小説をリメイクする方法
イーノ@ユッフィー中の人
はじめに:イーノの悩み
PVが伸びない。
イーノは、自分の小説「勇者になりきれ!」の最新話がなかなか読んでもらえないことに危機感を覚えていた。
ADHDの自分は、会社勤めでは生きていけない。
もう、職場で人間のクズみたいに扱われるのは嫌だ。元から社交的な性格ではないし、人前に出るのも苦手だ。
だから、作家になろう。
そう思い、地道にコツコツ小説を書き続けてきた。
しかし、PVが伸びないのだ。
ある小説投稿SNSで一年半連載を続けて、わずか3000程度。
2019年10月時点での「勇者になりきれ!」の話数ごとのPV数を、ここに包み隠さず公開しよう。
第1話:300くらい
第2話:200くらい
第3話:100くらい
それ以降は、二桁を超えることはない。最新話に近いと一桁だ。
これは明らかに、序盤の展開に問題がある。読者を先の方まで、引っ張っていけてないのだ。
「勇者になりきれ!」の本編は、93話まで進んでいる。字数にして、37万字近く。ここまできての書き直しは、イーノ自身にも、続きを楽しみにして下さっている数少ない読者の皆様にもきついと思う。
でもこれは、趣味で書いているのとは違う。
これから出版の企画書をまとめて、出版社なり作家エージェントなりに売り込んで商業出版を目指している小説なのだ。このままで良いとは思えない。
他人を蹴落とすのが嫌いなのと、強力なライバルとの過当競争を回避したい思惑から、コンテストや新人賞の類には出ないつもりだ。
もちろん、漫画化やアニメ化、映画化までされてもちっとも面白そうに感じない、粗製乱造のダメな異世界もので終わるつもりだって無い。
「勇者になりきれ!」は、書き始めた当初とはタイトルもテーマも変わっている。何しろ、不思議な夢の記憶を小説にしてみただけのものが。今やそれが世界の裏側で起きていた事実と分かり。異世界バルハリアでも日本でも、
今、勇者候補生を氷都市に勧誘する手段は、自分の小説しかないのだ。
イーノは、二つの世界の命運が自分の肩にかかっていることを実感する。
地球とバルハリアで、自分を支えてくれる仲間たちのために。何より自分の人生を切り開くために。
決めた。序盤の展開に力を入れて「勇者になりきれ!」をリメイクしよう。
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