卒論を書くために先行研究と友だちになろう!

どうだか

第1話 大学を卒業してから気がついたこと

 もう10月も半ばを過ぎましたね。大学では後期授業が始まってしばらく経っていることと思います。4年生・4回生より上の学生さんは、卒論と戦っているところでしょうか。


 数年前、文学部史学科に在籍していたどうだかさんにとって、卒論の最大の敵は「この研究をする目的・意義はなんですか?」という質問でした。この一文を読んで胃がキュッとしたあなた。どうだかさん、あなたの気持ち、とてもよく分かります。


 正直、「知るかよ! 調べてて面白そうだったからだよ!!」というのが本音です。でも、それでは通らないのが研究発表のツラいところ。あまりにツラくて、研究テーマを変更したりもしましたが、けっきょく同じ問題にブチ当たり、目の前が真っ暗になりました。


 そんな時、どうだかさんを助けてくれたのが、”先行研究”でした。「うっそだー! 先行研究って敵じゃん!!」と思ったあなた。どうだかさんもそう思ってました。


 ただ、当時は”先行研究が助けてくれた”という事実に気がつきませんでした。卒論を書いて卒業して、しばらく経ってから「ああ! 先行研究ってこういうことだったのか!!」と気がつきました。とても遅い。


 せっかくなので、どうだかさんが先行研究について気がついたことを書き残そうと思います。


 ただし、これから書くのは”一つの考え方”であって、”正しい考え方”ではありません。論拠もなければ典拠もないです。強いて言うなら、数年前のどうだかさんの経験が元になっています。情報が古い可能性がありますし、他学部・他学科の方にはピンとこない可能性もあります。


「ちょっとは参考になるかな~」くらいの軽い気持ちでお読みください。


 今後は、こんな感じの流れで書いていく予定です。


 ①先行研究って何?

 ②先行研究は何に必要なの?

 ③どうやって先行研究を探すの?


 ちまちまと書きためてから公開する予定ですので、よろしくお願いいたします。

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