第14話 私
私が性的に弾けたのは、中学生と高校生になる間のことです。
私の初めては、幼稚園時代からの幼なじみと近所のスーパーの多目的トイレです。付き合ってはいませんでした。
2人目は、彼と付き合う前、私が一方的に好きだった友人と私の家でしました。
3人目は、彼です。彼と初めてしたのは、日吉にあった彼の部屋でしました。気持ちいい気持ちよくないは関係なく、彼とするのが好きでした。
4人目は、大学の入学式の時に、一目惚れしたと告白してきてくれた人です。大学2年生の終わりからと3年生のゴールデンウィーク前くらいまで付き合いました。あまりに気持ちよくなかったので、この人はカウントしたくありません。
5人目は、行きずりの大学生です。セックスをしている途中に首を絞められ、逃げ出しました。この人とも付き合ってはいませんでした。
6人目も、行きずりのサラリーマンです。ものが小さく、あまり気持ちよくなかったです。この人とも付き合ってはいません。
7人目は、大学3年生の夏休みに付き合った自分より頭の悪い男です。気持ち良かったのは初回だけで、回数を重ねるごとにあの男とやりとりをするのが疲れました。
8人目が、この人です。この人とするのは今は嫌いじゃないです。
現時点で、付き合った人数より経験人数の方が多いのです。
私が男だったらこんな不誠実な女は嫌いです。
4人目の人と付き合う前に、『ニンフォマニアック』という映画を観ました。
なんとなく、彼女の気持ちがわかりました。
でも私は彼女ほどニンフォマニアックではありません。
私はいつだって「もし遊ばれたら、、」と被害者ヅラしますが、私が1番加害者で、1番最低なことは知っています。
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