28 タツミくん、我々から逃げられると思うなよ?


 地下室の扉が開く。

 タツミを取り囲んでいた男たちが一斉に頭を下げた。


「お疲れ様です!」


 タツミはぼんやりと顔をあげて入ってくる人間を見る。

 顔に傷。上でタツミを詰問した男、ジベス。

 そして後ろにボスのロンザリ。


 二人は離れたところから冷たくタツミを見下ろした。


「進捗はどうだ?」


 ジベスが手下の一人に聞く。

 聞かれた男は直立して答えた。


「申し訳ありません。なかなか頑固で、まだなにも」


「無能が」


 ジベスに殴られ手下はふっ飛んだ。ジベスはロンザリに頭を下げる。


「すみません、ボス」


 ロンザリは首を回し鳴らした。


「頑固、なぁ。上司が頑固だと部下も頑固になるのか」


 タツミはぽかんとして、ただロンザリの顔を見つめ返す。


「しかし使い物にならないのなら時間の無駄だ。さっさと始末しろ」


「はい、ボス」


 タツミは椅子から引きずり下ろされ、床に座り込んだ。

 髪を掴まれてようやく、ああ、殺されるのか、と思う。


 幾日か前に見た、カーペットに倒れるチンピラの死体が脳裏をかすめる。

 ロンザリは部下でさえ簡単に捨て駒にして死なせた男だ。そこらで拾ったタツミの生き死になど、まして気に留めないだろう。


 パン屋の前の道端に転がった死体。チンピラだったそれが、今度はタツミの顔になる。


 黒光りする魔導銃がタツミの前に引き出された。スローモーションのようにそれがタツミにもはっきり見える。

 逃げなければ撃ち殺される。分かっていても、もうタツミの体は少しも動かなかった。


 タツミはここで殺される。

 殺されて、あのチンピラみたいにどこかへ捨てられる。


 せめて。逃げたら地の果てまででも追いかける。そう言ったタツミの雇い主が。タツミの死体をちゃんと。見つけてくれたらいいのに。

 諦めてしまったタツミは、そう願った。

 最期の最後まで高望みしないやつだった。


 命じられた下っ端がタツミの額に銃口をあて、引き金に指をかける。その動きは流れるようで、一切の躊躇もない。


 タツミが撃たれると思うのと同時に。

 ずううんという地鳴りと共に地下ごと建物が軋んだ。


「なんだ、地震か!?」


 ぱらぱらと小さい破片が降り注ぎ、男たちが一様に動揺する。まさか生き埋めになるのではないかと不安が襲う。


「地震にしては短い」


 さすがに落ち着いているロンザリが訝しげに言う。

 揺れが大きかった割りに時間は短く、あまりに不自然だった。


「お前、上の様子を見てこい」


 手近な若者に命じる。頷いた若者は扉へ駆け寄った。しかし彼が扉を開けるより早く、突然扉が吹き飛んだ。

 派手な音とともに扉と若者が壁に叩きつけられる。

 地下のヤクザたちはそれをぽかんと見つめ、そして振り返った戸口に金色の獣がいるのを見た。


 黄金色に輝く毛並みをもつ、二メートルほどのオオカミ。それが凶悪な牙をむいている。


「なんだこいつ!?」


 男たちが仰天する間もなく、オオカミは部屋に飛び込み手当たり次第人間を弾き飛ばす。タツミの前の男も軽い体当たりでいともたやすく轢き潰された。

 オオカミとまともに見つめあうことになり、タツミは息をのんだ。


「ひぃ」


 オオカミの大きな眼がタツミを見ている。金属の光沢をもつ毛並みに反し、その瞳は色硝子のように透き通っている。


 タツミはこの目に見覚えがあった。


「あ、モズ、クさん……?」


 その言葉を肯定するようにオオカミはタツミの周りを回る。タツミの拘束を喰い千切って外してくれた。


「囲め! まとめて殺せ!」


 ロンザリの指示を受け、起き上がった男たちはめいめい武器を取り出す。タツミとオオカミは数多の白刃と銃口に囲まれた。


「あ」


 力なく座り込むタツミの横でオオカミが低く唸りを上げる。周囲に金色の術式が浮かび上がり、くるくると舞い踊り始める。

 きらきら輝くそれはとても美しく、それどころではないのにタツミは見惚れた。


「なんなんだ、こいつ!?」


 男たちはタツミと違い、目の前のそれがバケモノであることを認識した。


「なにって。それはうちの金庫番だよ、失礼だな」


 高く通る声が響く。

 驚き振り返る視線の先にクヅキが立っていた。その後ろにはライドウもいる。


「工房の!」


 忌々しげに吐き捨て、ロンザリはクヅキを睨んだ。

 クヅキも鋭い目付きでロンザリと地下室の男たちを睥睨する。そのなかに目を見開いて自分を見つめるタツミを見つけ、クヅキは破顔した。


「タツミ!」


 タツミはあわあわと口を動かすばかりでなにも言えない。とりあえず無事そうなその様子にちょっと安心して、クヅキはもう一度ロンザリを睨んだ。


「ロンザリ。よくもうちのタツミに手を出してくれたな。まさかタダで済むとは、思ってないよな?」


 ロンザリは鼻で笑った。


「てめぇらこそ。たかが刺繍師風情が。たった二人……三人……いや、二人と一匹? ……とにかくそんな少数で意気りやがって」


 自身は壁際に下がり、手下たちにあごを振って指示する。


「やれ。工房長以外は殺していい」


 ヤクザたちが改めて武器を構え、あるいは術式を唱え始める。


「それはこっちのセリフだ」


 クヅキが叫ぶ。


助さんライドウ格さんモズク、やっておしまいなさい!」


「なに言ってんだ、お前は」


 やれやれと呆れながら、ライドウがクヅキをよけて前に出る。


「“戦闘準備”」


 短いワードに呼応して、ライドウの戦闘紋衣が術式を起動した。


「お前ら! 直談判ドンパチだ!」


 チンピラからも雄叫びがあがり、乱闘が始まる。


「いっ」


 タツミの目の前では金色のオオカミが衝撃波を放ち人間を吹き飛ばしている。

 どうすればいいか分からないタツミは震え上がった。


「タツミ!」


 クヅキが飛び出してくる。そのままタツミに飛びつき、押し倒されたタツミは潰れて床を滑った。


「ぐふぅ」


「タツミ! 大丈夫か!? 気づくの遅くなってごめん!!」


 上に乗っかったままクヅキが言う。


「あ、クヅキ、さ」


 なんとか顔を上げて見ようとするタツミをクヅキが押し止める。


「危ないから頭上げるな。吹っ飛ぶぞ」


 タツミからはよく見えないが、後ろでは魔術や弾丸や、ときどき人間が飛び交っている。

 ライドウやモズクはクヅキたちに危害が及ばないよう気をつけてくれてはいるものの、なんせ狭い地下室である。どんな流れ弾が飛んでこないとも限らない。


 クヅキはタツミを守ろうとしてくれている。しかし、それではクヅキが危ない、とタツミは思った。

 クヅキの頭を守るために腕を回す。タツミはクヅキを抱いたまま横へ転がって自分が上になるようにした。


「ちょ、おい、タツミ?」


 タツミは一生懸命覆い被さって、小さく震えている。

 それを見てクヅキはちょっと笑った。


「タツミ、血が出てるけど。大丈夫か?」


 クヅキがタツミを心配してくれている。タツミは大丈夫だとこくこく頷いた。


「指、落とされてない? 指は五本ないと刺繍大変だぞ」


 クヅキが心配してくれて……クヅキはタツミの身ではなく、刺繍できるかどうかが心配らしい。


「……指、あります……」


 よかったとクヅキは喜んでいるが、だいたい指を切り落とされるとか、タツミには発想がすでに怖い。


「ごめん、タツミ」


 クヅキが謝った。


「俺のせいでこんな目に遭わせて、ごめん」


 昨日ロンザリ一家が来たとき、その場へタツミを連れ出したのはクヅキだった。

 本来ならクヅキが一人で、さもなくばライドウを伴って出るべき場だったのに。深く考えずタツミを連れ出し、ロンザリにその存在を知らしめ、狙わせてしまったのだ。


 しかも気を付けるべきだと危険を認識していたのに、タツミの防護を怠って守ってやらなかった。


「それなのに、来るの遅くてごめん」


 タツミは強く首を横に振った。ただ助けに来てくれただけで十分に嬉しい。


「でもタツミが無事で良かった」


 そう言うクヅキの声を聞きながら、タツミはこれが幸せというやつかもしれないと思う。


「おい」


 ほどなくライドウの声がして、タツミはつんつんと蹴られた。


「そこは二人でなに絡み合ってんだ、おい」


「ほんと。俺がタツミを助けに来たはずなのに。なんで組み敷かれてんだろうな」


 クヅキの声も答えて、ようやくタツミは乱闘の気配がなくなり静かになっていることに気づいた。

 そっと顔を上げる。ライドウの呆れた顔とタツミに潰されて苦しそうなクヅキの顔があった。


「ああ、すみません」


 起き上がろうとしても体がうまく動かない。

 ライドウに手を貸してもらって、やっとタツミはクヅキの上からどいた。


 地下室のなかは惨憺たる有り様だ。あちこちに破片やヤクザが散乱している。生きているのか死んでいるのか、少なくとも意識のある人間は誰もいない。

 そのなかにはロンザリとジベスもしっかり含まれている。

 一方のライドウとオオカミはまったく怪我をした風もなく、平然と立っている。


 一体この二人はなにをどうしたのか。タツミには想像もつかない。


 オオカミが近寄ってくる。


「ええと、モズクさん?」


 答えるようにオオカミの姿はほどけ、瞬く間にいつも通りの少女の姿になった。

 少女モズクはさらにタツミに近づいた。

 その小さな手でぺたぺたとタツミに触る。


「へ?」


 思わぬところまで全部触られて、タツミがあひゃあと情けない声を漏らす。


「ごいんごっと」


「モズク! せめてフリガナふって!」


 クヅキの突っ込みに対してモズクは小さく頷いた。


ごいんごっとタツミ、治る怪我のみ。損失なし」


「も、モズクさん」


 モズクもタツミのことを心配してくれたのだろう。タツミのことなどどうでもいいと思っていると思っていたのに。

 タツミは感激した。


 モズクとしては、奪われた工房の資産5インゴットに欠損がないか、会計として確認しただけである。

 まぁ、その事実をタツミにわざわざ教える必要はない。


「あと、クヅキさんも。ライドウさんも。あの、ありがとう、ございます」


 感激したままタツミは言った。


「でも、どうして、俺、ここって」


 クヅキはちょっと宙を睨み、ああーと間の抜けた声を出す。


「それはなぁ」


 話は大家が工房へ来た後にさかのぼる。


 ***


 タツミが襲われた(かもしれない)!


 とはいえ実際はよく分からない。クヅキとライドウとブロッサの三人は、どうするべきか困って顔を見合わせた。


 大家が知っていたのは「タツミの後を三、四人の男がつけていった」ことだけだった。

 しかも満足した大家はさっさと帰ってしまい、それ以上の情報はなにもくれなかった。


「……よく分からんけど、タツミが大変だ」


 クヅキは焦った。

 大家の目撃は昨日の日暮れだ。もうずいぶんと時間が経っている。

 早く手を打たないと手遅れになる、かもしれない。


「でも、どうするの? なにも分からないんだけど」


 ブロッサも普段と違って弱気な声しか出せない。

 事件が起きていたとして、まさか警察に助けを求めるわけにもいかないだろう。


「大丈夫だ」


 ライドウは落ち着いていた。そう言って一枚メモを書きブロッサに渡す。

 メモはどこかの連絡先だった。


「まずブロッサ。これがタツミの自宅だ。お前はそこに連絡して、それとなくタツミが帰ってないか探れ」


 ブロッサがうなずき、自分の通信魔導具を取り出す。


 クヅキは訝しげに目を細めた。


「タツミの自宅? なんでそんなものをライドウが知ってんだよ」


 クヅキは知らない。


「なんでって。タツミの履歴書見て連絡先は確認したからな。俺が身許も確かめずにいれるわけないだろ」


 なんとタツミに履歴書を出させたことにはちゃんと意味があったらしい。


「タツミの履歴書なんて俺は見てないぞ」


 タツミの雇い主がなんだかむくれているが、そんなものライドウの知ったことではない。履歴書も確認しないクヅキがおかしいのだ。


 むくれるクヅキは放っておき、ライドウはタツミを探すための準備を進める。


「確認とれた」


 連絡を終えたブロッサが振り返る。


「タツミの家、たぶんお母さんっぽい人が出た。なんか無愛想な感じではっきりしなかったけど」


 ブロッサはクヅキとライドウを交互に見た。


「タツミ、昨日は家に帰ってない」


 誰かの息をのむ音が聞こえた。


 とはいえ、タツミが家に帰っていないと分かっただけで、なにが起きたかは依然不明だ。


 あるいはタツミがどこかで夜遊びしただけかもしれない。あるいは襲われてどこかに倒れているかもしれない。あるいは救急搬送されて入院したかもしれず、あるいはすでに殺されたか連れていかれたかもしれない。


 タツミは本当に襲われたのか。だれに襲われたのか。タツミが狙われたのはたまたまか、それとも。


「ライドウ! なんとかタツミ探し出せないか?」


「分かってる。だから準備してるだろ、今」


 ライドウは大きな布を広げていた。布には魔導紋が刺繍されている。失せ物探しに使うやつだ。


「けど、それじゃ難しいでしょ」


 ブロッサもクヅキも知っている。

 それは特定の範囲内で指定の物の所在を知ることができる魔術だ。探し物には便利で、日常よく使われる。


 しかし、魔術の例にもれず万能な術ではない。

 探索範囲はまだ魔力のぶち込みで拡大できる。

 問題は対象の指定、だ。


 範囲に含まれるあらゆる物体の中からどうやってタツミを識別するか。

 例えるなら、まったくタツミを知らない人間にタツミの特徴を伝えて見つけさせるようなものである。

 対象に識別のでもつけていれば話は別だが。


「だから、大丈夫だ」


 何食わぬ顔でライドウが言う。


「タツミには付けといたからな。大丈夫だ」


 はあ!?とクヅキとブロッサは声を上げた。


「お前、いつの間に?」


「うそ、どうやって?」


 ライドウは簡単な呪文で魔術を起動した。ぐりぐりと範囲を変えてタツミを探しながら答える。


「昨日な。タツミにしるし付きの指輪を着けておいた。鍵だっつって渡したから、そうそう外したりはしてないだろ」


 とはいえ、ライドウだってこんなことが起きると思って渡したわけではない。


 最初はタツミのことなどからかって遊ぶのにちょうどいいやつ程度に思っていた。

 が、実際のタツミは案外に使える男だった。面倒なクヅキの世話を押し付けられるのだ。


 こんな便利なやつをみすみす逃す手はない。万一タツミが逃げようとしてもすぐに捕まえられるようにしておこう。

 まぁそんな感じだ。


「さっそく役に立ったな」


「……うわあ。さすがにそれは……」


 ブロッサは呆れを通り越してドン引きしていた。


「俺には変なもの付けてないだろうな!?」


 クヅキは自分の体をあっちこっち探し始める。


「付けてねぇよ」


 クヅキにも付けたいが付けようとしても勘よく外されてしまってまだ成功していない、とも言う。


「よし、いたいた」


 それほど苦労せず、ライドウはタツミじるしの反応を掴んだ。


「そう遠くないな。そして生きてる。ポイントは35.21636,138.43640」


「どこだ、それ」


「ちょっと待て。地図と照らし合わせる」


 ライドウが開いた地図のなか、数字は裏町の建物の一つを指し示す。

 さて、そこにはなにがあっただろうか。


「……ロンザリだ」


 クヅキが目を細める。


「ロンザリって、例の紋衣で揉めた……?」


「ああ」


 顔をしかめるブロッサに対してクヅキは頷いた。

 つまり今回のこれはきっと意図的にタツミを狙ったもの、だ。


 クヅキの目が冷たく光る。


「タツミを返してもらいに行く」


 ***


 タツミの指で指輪は鈍く輝いている。

 けれどもその実体もまた、タツミには教えない方がよさそうだ。


 クヅキはちょっと考え、こう答えた。


「それは、まぁ。俺たちから簡単に逃げられると思うな、ってことだ」


 どうやらクヅキたちはタツミが逃げたと思って本当に追いかけてきたらしい。そう思ったタツミはぷるりと一震えした。


「俺、別に俺、逃げたんじゃ、ないですよ」


「知ってるよ」


 クヅキはタツミの反応に小さく笑う。


「でも。じゃあ。なんで。危ないのに。わざわざ」


 俺のことなんか助けに来てくれたんですか?


 タツミの変な問いに、クヅキとライドウは顔を見合わせた。

 そんなものは決まっている。


 クヅキはタツミの背中を優しく叩いた。


「お前は工房ファミリーの大切な一員だぞ。家族タツミの危機に来ないわけないだろ」


 クヅキもライドウもモズクも。タツミが思っている以上にタツミのことを大事にしてくれている。そう思い知って、タツミはぎゅっと目をつぶった。


「おい、そんなことより早く戻ってタツミの傷の手当てしねぇと」


 ライドウが、なぜかちっちゃくなってぷるぷるしているタツミを容赦なく引っ張った。


「そうそう。ブロッサも心配して待ってるしな」


 クヅキもタツミの背中をぎゅうぎゅう押す。


「さ、帰るぞ、工房に」


 タツミには帰る場所がある。嬉しくなって、タツミはうんうんうなずいた。


「あの、ところで」


 ライドウとクヅキに支えてもらって地下室を出るとき、タツミは聞いた。


「この人たちは……このまま、ですか?」


 もう彼らの生死を確かめるのも恐いが、でも生きてるにしろ死んでいるにしろ、このまま放っておいたらまずいのではないか。


 クヅキとライドウは顔を見合わせた。


「大丈夫だ。もう敵対組織ティスト一家にタレコミしてある。やつらが適当に片付けるだろ」


 抗争相手がほぼのされていると知れば、ヤクザがこの機を逃すはずがない。綺麗に解体するだろう。


 クヅキもライドウもロンザリ一家の骨も残すつもりはなかった。


「そう、ですか」


 意味も事情も分かるはずなく、タツミはやや首をかしげた。



 タツミ、こんなやつらの一味になって、お前本当に大丈夫か?

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