お姫様は婚約破棄すると美少年と出会い、恋をする

一ノ瀬 彩音

第1話 婚約破棄するお姫様

グリスタア大陸にはグリスタア国がありまして

そこにアリサ城というお城があり、そのお城には

一人のお姫様が居るのでした。


そのお姫様がとある男性と婚約の約束をしているのですが

お姫様の気分で婚約破棄されるという始末です。


お姫様のお名前はアリサ・サーティン、年齢20歳、職業はお姫様です。


お相手の男性のお名前はイグニス・バーディン、年齢20歳、

職業はお姫様の側近です。


アリサ・サーティンはイグニス・バーディンの元へ歩いて向かう事にしているのですがどういう風に婚約破棄しようかと考えている。


どんな風に婚約破棄しようにしても婚約破棄は婚約破棄ですよね。


私はイグニス・バーディンの元へ歩いて移動する事にしているとイグニス・バーディンが居るお部屋の前に到着するのでした。


私はドアをノックしてから、ドアを開けて中へ入ると

「イグニス・バーディンは居ますか?」

と言うのでした。


しかし、お返事がないからきっと居ないのでしょうね。


イグニス・バーディンは一体何処に居るのでしょうか。


私はイグニス・バーディンのお部屋から出るとドアを

閉めて自室に戻ろうとした時、

イグニス・バーディンらしき人影を見つける。


私は早歩きで追いかけると、イグニス・バーディンに追いついた私は

「イグニス・バーディン、お待ちなさい」


イグニス・バーディンは後ろを振り向いて私だと気づくとこちらに来てくれるのでした。


「アリサ・サーティン様、どうなされましたか?」


「イグニス・バーディンにお話があるの」


「この俺にお話があるというのですか?」


「はい」


「貴方と婚約のお約束をしてたと思うのですが、婚約破棄させてもらおうと思ってね」


「婚約破棄ですか………………」


「はい、婚約破棄です」


私はイグニス・バーディンに婚約破棄したいという事を言ってしまった。


「婚約破棄だとぉっ!! まじかよっ!! 信じられないなっ!!」


「そこまで驚く必要はないと思いますが………………」


「なんでまた婚約破棄しようと思ったのですか?」


「そんなの私の気分ね」


「アリサ・サーティン様のご気分で婚約破棄されるというのか」


「そういう事になりますので」


「俺は納得いきません」


「貴方の意見は聞き入れません」


「わかりました、婚約破棄を受け入れますよ」


「ありがとうございます」


「婚約破棄されてもアリサ・サーティン様の側近には変わらないので

これからも頼ってくれると嬉しいです」


「そうさせてもらいますね」


私とイグニス・バーディンは今後、お姫様と側近という形に戻る。


これから私はどうするべきなのかを考えていると私はお城から

出て城下町に行こうとしている。


急いで自室に戻ってから高級なドレスを脱ぐと、私は一般市民が着そうな

衣服を着てからお部屋を出ると私はお城の出入り口に向かう。


お城の出入り口に到着すると見張りをしている兵士をどうするか考えていると

私はある事を思いついた。


私は見張りをしている兵士の所に行くと

「ごきげんよう」


見張りをしている兵士が

「これはアリサ・サーティン様じゃないですか、どうかなされたのですか?」


「いえっ、特には何もございません」


「まさかとは思いますけど、城下町に行こうとしているのならダメですよ」


「お願いよ、城下町に行きたいの、ダメ?」


「ダメです」


私はどうしても城下町に行きたいのでどうにかしないといけないけど、

どうしようか考えていると…………今の私の格好を見てたら、スカート

だと気づいて私はある事を思いついた。


「ねぇ、兵士さん、城下町に行かせてくれたら私のパンツを見せてもいいよ」


「アリサ・サーティン様の穿いているパンツを見せてくれるのですか?」


「はい」


「ダメです、パンツをくれるのなら考えますが」


「じゃあ、パンツを差し上げます」


「わかりました、それでいいでしょう」


「すいません、あっちを見てて下さいね」


「かしこまりました」


兵士さんがあっちを見ててくれるうちに私はスカートをたくし上げて

パンツを脱ぎ終わると

「もういいですよ」


兵士さんは私の方に向くと

「では、パンツを頂きましょうか」


私は脱ぎたてでほんのり温かいパンツを兵士さんに差し上げました。


「アリサ・サーティン様はこういうパンツを穿くのですね」


「あんまりパンツをじろじろと見ないで下さいね」


「これはすいません」


兵士さんは私が差し上げたパンツをしまうと

「では、アリサ・サーティン様、どうぞ通って宜しいですよ」


「はい、ありがとうございます」


私の穿いていたパンツを兵士さんに差し上げたのでお尻がスースーして

気持ち悪いというか恥ずかしいです。


それよりこれで城下町に行けるので新しい出会いを探さないといけないですよね。


私は城下町に到着すると城下町を散策していたら、私好みの美少年を見つける。


美少年に私は声をかけると美少年は反応してくれて私は嬉しかった。


美少年のお名前はミラン・ダクラ、年齢16歳だそうです。


私はミラン・ダクラに恋をしてしまい、そのまま告白すると…………

なんと成功して恋人になる事が出来ました。


これで美少年であるミラン・ダクラと恋人としてお付き合いが出来ます。


その後も私とミラン・ダクラはデートを何回もして楽しい一時を過ごせています。


楽しい一時を過ごしていると私はミラン・ダクラと口付けを交わして

とても恥ずかしい思いをしたのでした。


それでも私はミラン・ダクラに尽くしていると相手も嬉しそうにしているので

それだけで私は幸せになる。


私とミラン・ダクラは恋人という関係が長く続くとお互いにもっと親密となって

信頼し、絆が出来る。


私もミラン・ダクラはとても幸せそうな日々を送っているのでした。

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お姫様は婚約破棄すると美少年と出会い、恋をする 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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