黒猫と魔王 ~魔法陣で国づくりニャ!~

作者 くすだま琴

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★★★ Excellent!!!

 気軽に手に取れる、ゆるふわでコミカルでちょっとシリアスも入った、異世界ファンタジーです。主人公は黒猫の獣人ですし、獣人に精霊、魔人といった人外キャラがたくさん登場しますので、人外モフモフがお好きな方には特にお勧めです。

 しっかり練られた世界設定の中に、多種多様の魔法が出てきて、それを駆使しながら黒猫は自分の国を造っていきます。
 異世界で出会う人々は、優しい人もいれば、ちょっと困ったさんもおり。社会背景の影響でつらい目にあっている子たちもいたりして、そういう人々が黒猫と出会ってどう変化していくかも、見どころの一つでしょう。
 その中の一人に、タイトルにもある魔王がいるのですが。
 いわゆる『魔王』と、この物語の魔王には、だいぶイメージのギャップがあるようです。彼の個性と雰囲気が、この物語を優しくって美味しそうなものに仕立てているのだと思います。

 後半には、なるほどーと思わせられる伏線回収もあり。
 文庫本一冊程度のサイズで完結してますので、安心して読めますよ!

★★★ Excellent!!!

ある意味、王道の異世界転移(転生)の俺Tueeeものなんだけど、正しく中二病な黒猫がかわいい。
語尾に「にゃ」がついたら魅力30%増しだからね、仕方ないよね。
そして、名前を呼べなくて黒猫としか呼べない魔王もヘタレ具合がかわいい。胃袋は掴めてるから大丈夫、たぶん、きっと。
完結してるので、一気に読めます。