先日、劇場版第25弾の情報が解禁された。題名、ティザー、特報映像などから映画について考えていきたい。

まず題名についてだが、「ハロウィンの花嫁」と発表された。これはコナン映画の定番の名前の付け方とは違った付け方だった。設定としてはどうやらハロウィンに事件が起こるようだ。

またティザーにはウエディングドレスを着た佐藤刑事とタキシードを着た高木刑事、警察学校組五人そしてコナンが描かれている。

今回の映画のストーリーは二つの軸で描かれるらしい。一つ目が佐藤・高木が主軸、二つ目が安室透が主軸だ。

佐藤・高木は渋谷の会場で結婚式をしていて突然乱入してきた暴漢が襲いかかり、それを高木刑事が守るが怪我を負う。そのときに佐藤刑事は松田陣平の殉職した際に見えた死神が高木刑事と重なってしまう。

まずここの時点で言いたいことが色々ある。いつの間にか二人は結婚にまで至っていたなんて知らなかった。多分そんなことしたら捜査一課の刑事たちが高木をどうするのやら。確か、結婚したら高木刑事は所轄に移動するんじゃなかったかな、なんてことを思い出した。

そして萩原・松田を葬ったあの爆弾犯が何故か脱獄し、安室が追い詰めるがそこに現れた謎の仮装の人物に首輪爆弾をつけられてしまう。爆弾解除のために地下に潜む安室からコナンは三年前に警察学校組と仮装爆弾犯と遭遇した話を聞く。

ここで一つ言いたいのが、未だ嘗てコナンの世界で“脱獄”ということは起こったことがないはずであるということだ。今回の脱獄した人物は今までの時間の中でも相当凶悪だったはずである。よりによって逃げたのお前か、となってしまう。萩原・松田を殺したということで多分相当恨まれているはずだから世間的にはブーイングの嵐の人だと勝手に思っている。それと首輪爆弾という単語を私は初めて聞いたのだが、それを付けようとする謎の人物は脱獄犯の共犯なのだろうか。ただの通りすがりぐらいだったらむしろ面白い気がする。

ここからは完全に私の予測にすぎないが、脱獄犯はどこかで死ぬ気がする。警察に射殺とかではなくて爆発に巻き込まれてそうだなと勝手に思っている。それが二人も殺した犯人の末路だと思っている。

私の中では首輪爆弾を付けた人は脱獄犯とは一切関係ない人物じゃないかと思う。三年前の仮装爆弾犯がもしまだ捕まっていないのであればその人物が三年前に見た安室の顔を見て殺しにかかったのではないかと思う。

特報の映像で多分誰もそんなことを気にしてないと思うが、爆発の煙がピンクだなと思った。プラスチック爆弾はオレンジ色の閃光なのは習知の事実だが、ピンクは初めて見た。炎色反応からしてカリウム塩かなとか思ったが特に映画に関連した話は出来ない。

映画公開は例年通りで四月十五日、金曜日だ。