まじっく快斗と名探偵コナン

名探偵コナンの作者・青山剛昌先生がコナンを描く前に作った作品、まじっく快斗。主人公はコナンにも出てきている怪盗キッドこと黒羽快斗。


まじっく快斗と名探偵コナンには様々な関連があると考えられていて今回はその関連について話をしていきたい。


まずは快斗がキッドとなる原因となった父親を殺したとされる組織についてである。彼らが狙っているのはビックジュエルのうちのパンドラと呼ばれる宝石を狙っていてそのパンドラは不老不死を果たせるものとされている。


不老不死というとコナン中ではAPTX4869等と言った言葉が出てくると思う。黒の組織の目的は不老不死ではないとされているのだが、烏丸蓮耶の話をしたときに(「組織No.1・烏丸蓮耶」参照)烏丸蓮耶やベルモットが不老不死の状態になっている可能性があるという話をしたのだがそういう点でもまじっく快斗中の組織との繋がりも考えられる。


またまじっく快斗の組織も黒の組織と同様に服装が黒っぽいものを着ていて何かしらの関連がないとは言いがたい。


次の話は知っている人も多いのではないかと思う話である。まじっく快斗の四巻の巻末にて作者・青山先生より明かされた「作中の物語は役者が演じている」ということについてだ。


まじっく快斗の物語自体が演じているということは同じキャラクター(怪盗キッド・中森警部・白馬探等)が何人か出ている名探偵コナンも役者が演じているのではないかということである。


この説だと工藤新一と黒羽快斗の顔が似ているという理由が説明できることになる。同じ役者が演じているから、と考えられる。しかも同タイミングに出てきたことがない、これは可能性が高いのではないかと言われる。


しかし実は快斗と新一が同じ時に出てきているときがあるのだ。それはまじっく快斗での物語でまちのシンボルの時計台の針を盗み出すというストーリーである。新一はヘリコプターの上から指示をしたり銃を使ったりした。


このストーリから演じてると考えると同じではないと思い、意外とそこの説は低いのではないかと思っている。


そして最後に五巻の巻末にもう一つ重要な情報が明かされていた。それは快斗の父、盗一が実は生存しているということである。


盗一はマジックの最中に事故によって亡くなったとなっているのだが(その事故にパンドラを求める組織が関係してると見られている)それをどのように交わして生きているのかは分からない。


しかし盗一に使えていた寺井と阿笠博士が知り合いであることから赤井秀一の偽装死のようなことが出来たのではないかとも考えられる。すると寺井は生存を知っているということになる。


この黒羽盗一の生存がコナンとどんな関係を見せるかは分からないが、怪盗キッドが作中に登場しているために何かしらの関係を見せるのではないかと思う。

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